【映画感想文】【洋画】 マット・リーヴス/クローバーフィールド/HAKAISHA 【2008年公開】
何度観たかわからないぐらいに観ている映画の一つ。
パーフェクトなパニック映画であり、パーフェクトなファウンド・フッテージだ。
元々ファウンド・フッテージの手法は、低予算で視聴者にインパクトを与えるというものなのだが、そこにたくさんの予算をつぎ込むことによって、最初から最後まで画面から一切目を離せず、緊張感に心臓の鼓動は早くなり、登場人物に感情移入し、もう画面の向こうの話しではなく実際に起きていることなのだと思い込ませる、力のある映画となっている。
序盤の――の――からまったく目が離せない。いきなりわけのわからないモンスターが街に現れ、ビル群をなぎ倒し、人を捕食し、大量の幼体を産み落とす。
これは感想文を書くとネタバレになってしまう。ファウンド・フッテージとしては当たり前の話だが、大量の謎を残しているので、考察が楽しい。アレはアレなんじゃないか、コレはどうの、ドレはそうの……。
解説や考察を観てから映画を観ると、この映画の魅力の1%も楽しめないので、いきなり観ることをお勧めします。
本当に素晴らしい映画。
多少のゴア描写あり。
そういやこの間観たファウンド・フッテージの映画、グレイブ・エンカウンターズが大傑作だったので、近々2を観ようと思う。
【マリーナ・ダイヤモンド役のリジー・キャプランが可愛い度】 ★★★★★
【考察が楽しいって、これと放送禁止シリーズのツー・トップだよね度】 ★★★★★
【だからリジー・キャプランが可愛いんだって度】 ★★★★★
【総合】 文句があるわけない ★★★★★