【映画感想文】【洋画】 リチャード・マーカンド/スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還 【1983年公開】
素晴らしい三部作完結作だった。
ルークがジェダイの騎士になる成長譚、ハン・ソロとレイア姫の恋模様、R2-D2とC-3POの漫才のようなやりとり、そしてなにより、ダース・ベイダー卿とルークの関係性。
エピソード5より、ドンパチのシーンが増えている。映像がもうどんどん進化していって、より一層物語に深みを増し、物語へ没入できる作りになっている。
序盤のジャバ王に囚われたレイア姫の、露出度の高すぎるビキニ・アーマー姿にとても色気を感じた。
ルークは物語の主人公であり、ジェダイの騎士になったわけだが、一人でなんでも解決するアメリカ的なヒーローではない。だから様々な人や人種に助けられ、最後の試練へ向かってゆく。
熊みたいなイウォーク族と帝国軍の戦闘シーンが見もの。イウォーク族はとても原始的な戦いで、帝国軍を蹴散らしてゆく。その時に出てきた二足歩行ロボットのレーザーの効果音が素晴らしい。
「ピヨン、ピヨーン、ペペオーン、ペペオーン、ドンピュー」
文字にすると阿呆みたいだが、映像と音で観ると、爽快感があってとてもよい。
宙に浮くバイクも乗ってみたい。
映像が素晴らしい。何度も言うようだが、本当に素晴らしい。特に最後の、様々な人々が集い喜ぶシーンなんて、どうやって撮影したのか?
喜劇であり悲劇であるこの物語は、単なるSF映画という括りには収まらない、とてもとても深い物語だと思った。
次はエピソード1を観ます。
【文句のないトリロジーさに驚いた度】 ★★★★★
【どんどんレイア姫が可愛くなっていく度】 ★★★★★
【正史以外の作品もどんどん観ていきたい度】 ★★★★★
【総合】 文句なし ★★★★★