【海外ドラマ感想】 ドラマ版スクリーム シーズン1
注意! ドラマはとても面白いですが、ホラー・サスペンスという性質上、グロいシーンが度々あります。苦手な人は観ない方が良さそうです!
エピソード1
調べるに、映画版スクリームのリメイクのようだ。引き継いだ要素は少ないかな。ホラー映画に詳しい人間が、それを語り、それを否定し、しかしその型に嵌る、それぐらい。
映画版はコメディタッチでもあったけれど、ドラマは完全に真面目なスリラー・サスペンス。一話四十分に、色んなネタをブチ込んでいて、ちょっと情報過多。もうちょっとスリムにすれば良かったのに。
ていうかホラードラマじゃなくて、キスドラマじゃねえか。キスばっかしやがって。
主人公のエマ役の女優の唇がイヤらしい。ノア役の吹き替えがちょっと石田彰の声質に似ている。
何かシーズン2で声優変わるみたいだけれど。まあ、ゆっくり楽しもうかね。
エピソード2 やあ エマ
冒頭から「うぉぉ! えー! マジかぁ!」と叫んでしまった。凄く面白い。ちゃんとホラーでサスペンスで推理物している。犯人が誰なのか全然分からない。
後は――が――なのに――だったのも、すぐに――だったってなって、――が――だからそれを引っ張るのかなという予想を見事に裏切ってくれた。
ホラーでサスペンスしていながら、ティーンエイジャーの日常も描いていて、目が離せない。
テンポは凄く良いから、続けて観たくなる、という事で、第三話 ゲームへの招待状を観ますね。
エピソード3 ゲームへの招待状
中盤まで楽しかった。ナードなノアと積極的なライリーの恋愛が、徐々に徐々に進んでいく様が。
笑ったのは、ノアが自宅にライリーを誘ったところ。ノアは映画オタクで殺人鬼オタクで、尚且つゲームオタクだった。モニタが三つあって、その全てにXbox ONEのゲーム画面が映っていた。サンセット・オーヴァー・ドライヴ、フォルツァ・モータースポーツ、そしてHalo。でもちょっとノアのナードさがステレオタイプかなぁ、という嫌いはある。
そんなほのぼのさが、中盤から一気に壊れて、ちょっと、滅茶苦茶ショック。こういう流れはキツイわ……。テンプレートなんだけれど、悲しい。
さて、四話 追い打ちを観よう。タイトルからしてかなりキツイんだけれどw
エピソード4 追い打ち
うむ、――の――が見つかったり、最後は――の――が――されたりして、物語がどんどん進んで行く。
ていうか面白すぎて止め時が見つからないw
タイトルからして、どんな追い打ちが? と思ったら、そういう事か。ずっと怪しいアイツとアイツ以外にも怪しい人物が出て来たりして、とても面白い。
まあ、なんつうか、――がちょっと可哀相だな。まあ、――が――だったから仕方ないか……。
エピソード5 暴露
どんどん、このドラマのテーマである、誰も信じられない、嘘が徐々に明るみに、というのが濃くなってきた。と同時に、怪しい奴もいっぱい出てきて、正直、誰がマトモで誰を信じられるのかが分からなくなってくる。今回の五話は、ドキドキ・サスペンスな感じで、グロくはない。その分、ストーリーとキャラを掘り下げて、バランスの良い感じに仕上がっているね。あー、六話観るか、でも寝ないとなぁw
エピソード6 裏切り
うーむ、どんどん怪しい人間が続出して、誰を信じていいのか分からないな。そして過去の話も徐々に語られていって、どうなるんだろうという。
しかし、保安官は凄く良い奴なのに、無能扱いされて、可哀相だ。後釜の刑事は鬱陶しいし。
って、滅茶苦茶続きが気になる終わり方すんなよ!w もういいや、七話観る!
エピソード7 手のひらの上で
ホラー映画のセオリーを、忠実に守り続けている。とてもスリリングな一話だった。一体誰が犯人なのか? ヒントが全く無い上にみんな怪しいから、全然分からない!
あと、七話は結構グロい。グロいのが苦手なら、観ない方が良い。そして、続きが滅茶苦茶気になるから、それも注意w
エピソード8 亡霊
エマちん、遂に幻覚を見たため、入院。そして、ノアとオードリーが証拠を探していた――が――。――と――が――していたところに――が――、そして九話に続く……。
エピソード9 ダンス
―-が――だったという事が判明。前話で――だと思われた――が――をした。怪しすぎるけれど、どうなんだろう。そして遂に――が。うわー、どうなるんだろう。
エピソード10 真相
タイトル通り、犯人が分かる。正直、完全に想定外だった。しかし、これまでにちりばめられた伏線を見事に回収したのは、素晴らしい。犯人が連続殺人を続けた理由も明かされる。
しかしまぁ、シーズン2が放送されている以上、別の犯人がいるか、シーズン2でキャラ、ストーリーを一新するのか。どちらでしょうねぇ?
<総括>
とても面白いドラマだった。ストーリーはとても面白いし、キャラも立っている。日常パートではディーンエイジャーを上手く描けているし、きちんとスリラー・サスペンスしていて、ハラハラドキドキさせられた。ただ、ゴア描写が結構あるので、そういうのが苦手な人はスルーした方が良いかもしれない。
しかし、前述したとおり、最後の最後ですべての伏線を見事に回収された時のカタルシスは半端無い。サイコ・スリラー・サスペンスとして、十二分の出来だと思う。本当に、お勧めです。