読書感想文 2018年12月分
塩田武士/罪の声 2018/12/13
最初はとても面白くてわくわくしたけど、ちょうど真ん中あたりでもういいやってなってしまった。
東野圭吾/沈黙のパレード 2018/12/14
まさかのシリーズ復活。 二転三転する物語は読むのが止まらなかった。 人間を描かせると本当に上手い。
盲学校時代の松本智津夫から麻原彰晃になるまでの流れがとてもわかりやすく描かれていてとてもよかった。
最初は平和な団体が狂気にかられていく流れは興味深く読んだ。ヨーガ教室を続けていれば、なぁ……。
横溝正史/本陣殺人事件 2018/12/21
本陣殺人事件と車井戸はなぜ軋るを読んだが、面白いとは思ったが説明が多く読むのに疲れた。
終盤でいろいろとすっきりするので読後感はよかったが。
我孫子武丸/殺戮にいたる病 2018/12/24
かまいたちの夜はリメイクされるたびにやり尽くしていたが、小説は読んだことがなかった。
これについてはタイトルはよく知っていたが、内容はさっぱりでさほど期待はしていなかった。
読み始めたら止まらなかった。マクドナルドでひたすらずっと文字を追っていた。とても感動しました。
押川剛/「子供を殺してください」という親たち 2018/12/27
精神障害者移送サービスを始めた氏のドキュメンタリー。
一章のドキュメントは素晴らしい。ハッピー・エンドなんか皆無。親に追い詰められる子、子に追い詰められる親。
二章以降は読んでない。つまんないから。
押川剛/子供の死を祈る親たち 2018/12/28
おしっこを部屋で垂れ流して家を腐らせたり、部屋で大便をして母に片付けさせたり、部屋に日本刀を置いてたり家に立て籠もって親を追い出したり、彼氏に薬物漬けにされたり、壮絶な話が繰り広げられる。
これが実際にあった話なのだ。 二章以降は例によって。