【読書感想文】 筒井康隆/読書の極意と掟 【2018年刊行】
【概要】
言わずと知れた筒井康隆氏の、読書を中心とした自伝的エッセイ集。漂流 本から本への文庫版。
【内容紹介】 (文庫本裏表紙引用)
作家・筒井康隆、誕生の秘密。
戦時中にひとり疎開した幼少期、演劇部で活躍した中高時代、不本意な営業に配属された新入社員時代、いつも傍らには本があった。
いずれ小説を書くとは夢にも思わず、役者になりたかった青年を大作家にしたのは“読書”だった。小説界の巨人が惜しげもなく開陳した自伝的読書遍歴。『漂流 本から本へ』を改題。
【感想】
筒井氏の本は二十歳前後の頃によく読んでいた。そういえば最近あまり読んでいないなと思ってこれを買ってみたわけだが、とても面白かった。
好きな作家の書評本ほど当てになるものはない。ノートを横に置き、気になるタイトルはメモしながら読んでいた。
出てくる作家の面子の豪華さに驚いた。
とても心地よい読書だった。メモした小説を読むのも楽しみだ。