【読書感想文】 東野圭吾/マスカレード・イブ 【2014年刊行】
【概要】
『「マスカレード」シリーズ』の第2作で、前作『マスカレード・ホテル』の前日憚となる連作短編集。
以上、ウィキペディアより引用。粗筋とかその他諸々はウィキペディアで検索してください。詳しく書かれています。
【感想】
マスカレード・ホテルの前日譚で、短編二つと中編一つ。相変わらずの面白さ。裏表紙には「お客さまの仮面を守り抜くのが彼女の仕事なら、犯人の仮面を暴くのが彼の職務。二人が出会う前の、それぞれの物語。」とあるが、的確に表している。こりゃあ売れるわな。この前に酷い小説を読まされたせいか、余計に面白く感じた。もう文字を読むのももどかしいぐらい先が気になって仕方がなかった。
前作がよかったのでハードルが高くなったが、それを楽にクリアされてしまった。
読後感もとてもよい。さて、三作目も買っておこうか。三作目はもう少し厳しくやりたいもんだね。
とんでもなく短い感想文になったが、もう別に、面白い小説には面白かったぐらいしか述べることがないんだよね。文章も相変わらず簡潔で読みやすい。一日かからずに読み終わると思うよ。