読書感想文 2018年10月分
大橋弘祐/サバイバル・ウェディング 2018/10/10
Prime Readingにて。
とても面白かった。 ファッションの薀蓄を挟みながら、婚約破棄された三十路女が結婚を目標に努力する。
なんといっても主人公の上司である宇佐美のキャラがいい。 一気に読みました。
中場利一/リョーコ 2018/10/14
Kindle Unlimitedにて。
文章は相変わらず読みやすくてよかった。 ただまあ、過去に自分と付き合ってた女のことを描くってことをよくできるなと思った。
「平気で浮気はする、釣った魚にはなんとやらのチュンバのことが大好きだった、若かりし頃のアタシ。それもまあいい思い出よね」を女が書くのならまだわかるが……。いや、それもとてつもなく気持ち悪いが……。
岸和田シリーズが好きなだけに残念。
Kindle Unlimitedにて。
てっきり長編かと思ってた。 どの短編もとても面白い。
中学生に戻った気分で読んだが、とても先が気になるし一大スペクタクルの冒険が読んでいてただただ楽しかった。 もっと早くに読めばよかった。
筒井康隆/偽文士日碌
Kindle Unlimitedにて。
発売日に買って積んだままで、Kindle Unlimitedでようやく読んだわけだが、やっぱり他人の日記を読むのは楽しいね。 旅行、書き物、外食、テレビ、読書、文学賞のパーティが主。
知ってる作家の名前が出てきてにやり。筒井氏が絶賛する本をメモり。いいもの食べてて腹が減り。とてもよかった。
中場利一/さあ、きょうからマジメになるぞ! 2018/10/27
Kindle Unlimitedにて。
氏のエッセイは初めて。 映画の裏話や小説で語られなかったことが読めてとてもよかった。
高橋源一郎/還暦からの電脳事始 2018/10/29
Kindle Unlimitedにて。
還暦過ぎの源ちゃんがiPadを買って、デジタルの世界に入り込んでいく。
序盤は慣れない世界に右往左往する姿が面白くて笑えて仕方がなかった。後半からは、デジタルとアナログのエッセイ。とても面白かった。第二弾が読みたい。