【読書感想文】 東野圭吾/虚像の道化師 【2015年刊行】
【概要】
言わずと知れた東野圭吾氏のガリレオ・シリーズ第七弾。
単行本でリリースされた虚像の道化師 ガリレオ7と禁断の魔術 ガリレオ8を一冊にまとめたもの。
【あらすじ】
長くなるのでウィキペディアを見てください。
【感想】
短編集としては最後のガリレオ。ガリレオは長編もいいけれど、短編のほうが好きかな。事件起きる! はい解決! 事件起きる! はい解決! と短くテンポがいいので軽く読める。
しかしまあ、シリーズものとしては仕方がない話ではあるが、湯川がどんどん超人になっていっている。すぐに怪しんですぐに気づく。たいそれた実験もほとんどない。草薙も内海薫もちょい役。
次作の禁断の魔術でシリーズ終了、最後の長編らしいので期待している。こういうことは言いたくないが、巻を重ねるごとにどんどん面白さは減っていっているな……。