読書感想ブログ

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【読書感想文】 桜庭一樹/砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 【2009年刊行】

【概要】

 言わずと知れた直木賞作家桜庭一樹氏の元ライト・ノベル作品


【あらすじ】 (Wikipedia引用)

 山田なぎさは、片田舎に住む「早く大人になりたい」と願う女子中学生。ある日、彼女の通う中学に、自分のことを「人魚」と言い張る少女・海野藻屑が、東京から転校してくる。藻屑に振り回されるなぎさだが、藻屑の秘密に触れていくにつれ親交を深めていく。しかし、藻屑の父親である海野雅愛の虐待が悪化の一途を辿ると同時に、なぎさと藻屑に別れの時が迫っていた。

【感想】

 初桜庭一樹
 文体がかなりライトなので、休む暇なく三時間足らずで一気に読み終えた。悲しいし切ないな。児童虐待は本当に胸が締め付けられる。
 できることなら、これを十代のうちに読んでおきたかった。主人公が十三歳の少女なので、同じぐらいの年齢で読めば、今よりもっと感情が揺さぶられていたに違いない。


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