読書感想ブログ

感想文をバシバシガシガシ書きます。

【読書感想文】 中島らも/とほほのほ 【1995年刊行】

 ここ数年間、中島らも氏のエッセイを読むのを禁じていた。理由は二つある。一つは「一冊読めば次々読んでしまうので、積ん読が減らなくなってしまう」であり、これはもう積ん読で部屋が大変なことになっている僕にとっては大問題だ。
 そしてもう一つは、「十代から二十代前半に読みまくりすぎて、どれを読んだか読んでないかがわからなくなってしまった」から。半分ほど読んでいて既視感を覚え、調べてみるともう既に読んでいたなんてことは、積ん読で部屋が大変なことになっている僕にとっては大問題だ。

 でも、まぁ……いいじゃないか。面白いものを我慢して読まないなんて馬鹿げてる。読みたいものを読みましょう。とのことで読んだ。

 面白すぎて仕事の時間以外ずっと読んでた。笑えるし、考えさせられるし、呆れるし、なるほどなと思う。氏の営業マン時代のこともちらほらと書かれていた。あとはプロレス、大阪、過去に会った人の話。

 他のエッセイや対談集も読みたくなってしまった。だから積ん読が減らないんだよなぁ。


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