感想文

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【映画感想文】 コーエン兄弟/ノーカントリー 【2008年公開】

 恥ずかしながらなんですけれども、コーエン兄弟の映画はこれが始めてでした。監督自体の名前は知ってるし、この映画のタイトルも知ってるし、積読棚にはコーマック・マッカーシーの血と暴力の国がなぜか並んでいる。なんで並んでいるんだろう。おそらく、ノーカントリーを調べた時に原作があると知って、映画を観る前に原作を読もうなんてことを思ったんだろう。いつ買ったのかもわからないし、いつから棚に並んでいるのかもわからない。


 この映画はまぁ簡単に言っちゃうと、ハンティングを楽しんでたジョシュ・ブローリン演じるルウェリン・モスというベトナム帰還兵のおじさんは、偶然殺人現場に遭遇してしまう。どうやら、麻薬取引をしていたがなんらかのトラブルがあり、殺し合いをしてしまったようだ。なんとそこには大金が手付かずで残っており、モスはそれを持って帰る。

 そして、ギャングから金の発見を請け負った殺し屋ハビエル・バルデム演じるアントン・シガーとの、命を賭けた追いかけっこが始まる。


 常に緊張感のある追いかけっこで、銃はぶっ放すわモスは嫁が心配だわシガーはばかすかと人を殺しまくるわ、ひりひりする。シガーが持っている武器が家畜銃というもので、空気圧で鍵穴を撃ち抜く。時代設定が八〇年代なので古臭いファッション。モスは口ひげ生やした色気のあるダンディで、シガーはマッシュルーム・カットの無表情で冷徹な殺人鬼。


 なんとなくで観ていても面白い映画だろう。様々なカットに情報がてんこ盛りなので、逃さず目を凝らして観るのも楽しい。無駄が一つもない。常に緊張させているというわけではなく、トミー・リー・ジョーンズ演じる保安官エドトム・ベルとその助手の笑いを誘うやり取りが間に入って緩和させている。


 でもさぁ……ラスト、なに? 解説とか読んだけれど、いまいち釈然としない。解釈なんだろうね。誰かと一緒に観て、観終わった後にああだのこうだの言い合うのが楽しい映画。まあ僕は一人で観ましたがね。


【モスの嫁役のケリー・マクドナルドがスーパー可愛い度】 ★★★★★
【今のケリー・マクドナルドも色気ばっちりだよね度】   ★★★★★
コーエン兄弟の映画、これから色々観ようと思った度】  ★★★★★

【総合】 ラストがなぁ……。              ★★★★☆