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【映画感想文】【洋画】 ジョン・ポリカン/グレイヴ・エンカウンターズ 2 【2012年公開】

 POVのファウンド・フッテージ映画。


【あらすじ】
 若手の映画作家であるリチャード・ハーモン演じるアレックスは、仲間たちとホラー映画を撮影していた。アレックスは動画サイトで前作であるグレイヴ・エンカウンターズを酷評し、自分のほうが面白い映画を撮れるとうそぶいていた。
 そんなある日、アレックスのアカウントに、何者からかグレイヴ・エンカウンターズの未公開映像と手がかりが送られてくるように。
 仲間たちとのホラー映画をそっちのけで、グレイヴ・エンカウンターズの真実を求め取材を重ねる。そしてついに取材した病院の位置を知ったアレックスは、検証するためにその仲間を連れて病院へ向かう。


【感想】
 半分近くがアレックスの取材で、なかなか精神病院へ入ってくれないところが少し退屈に感じてしまった。しかしそこからはジェットコースター・ホラー・ムービーで、一息つく暇も与えてくれない。
 これはなんの映画でもそうだし仕方がないことなんだけれど、やっぱり1の衝撃は超えられなかったかな、と。いや、とても面白いしちゃんと前作の謎を解き明かしてくれているし、当然とても怖い。
 前作から逃げていないな、と感じた。

 興ざめポイントが二つあった。まあどちらも仕方ないといえば仕方ない。


【よい点】
・RECのように続編からPOVやファウンド・フッテージ要素がなくなるわけではなく、ちゃんと丁寧にPOV、ファウンド・フッテージ映画として仕上がっている。
・前作と同様の絶望感を与えてくれる。
・観終えた時に感嘆の息を漏らしてしまった。感動した。

【悪い点】
・前述した、二つの興ざめポイント。
・前半の取材シーンをもう少し減らしてほしかった。