【映画感想文】【洋画】 マーク・フォースター/ワールド・ウォーZ
かなり金をかけたゾンビ映画。といっても、ゾンビ映画によくある、感染拡大した絶望の世界を生き延びるというプロットではなく、ブラッド・ピット演じる元国連職員ジェリーが、ゾンビ化ウイルスに対抗するワクチンを見つけるというもの。
この映画のゾンビは、全速力で走る。まるでリメイク版ゾンビや、28日後……のようなスタイル。体を撃っても死なず、頭を撃つか破壊しなければならないのは、他と同じ。
調べるに、ブラッド・ピットの映画で一番の興行収入を得たようだ。確かに金はやたらとかかっているし、冒頭十分なんてスリリングでハラハラ・ドキドキさせられるし、家族愛をメインとしているので感動させられる。
軍に協力しなければ家族はここに置いておけない、という現実感も感じさせられる。
まあ、ご都合主義であったり、登場人物の一部が馬鹿だったり、そういうよくないポイントはあるものの、映画としての完成度は普通によい。
ゾンビ映画って所詮B級でしょ? と思っている方に観て欲しい。
逆に、ゾンビ映画やパニック物大好き! と言う方には、物足りないかもしれない。
自分がそうでした。
【ブラッド・ピットっていつ見てもイケメンだなあ度】 ★★★★★
【坊主の女兵士が意外と美人度】 ★★★★★
【なんだか物足りない感じがするなぁ度】 ★★★★★
【総合】 ★★★★☆