【映画感想文】【洋画】 マーティン・スコセッシ/タクシードライバー
最初から最後まで楽しめたけれど、ちょっと期待しすぎたかな。
トラヴィスは、兵隊になり、お国のために頑張ったのに、帰ってきたら職業安定所で仕事を探さなければならない。不眠症で、タクシー・ドライバーの仕事は激務、いい感じだった女にも振られ、楽しみなんてない。
そこから狂気に走る。なんのために狂気に走るか? それはただ、自分という存在を世間にしらしめたいから、という理由だけ。
主人公であるトラヴィスに共感できなかった、というところが大きかった。ブロンド美女ナンパしたのにポルノ映画観に行ったり、いきなり銃集めだしたり、鍛えだしたり、その先はもうさっぱり。
しかしまあ、結末がすごくリアル。祭り上げられたが、正常にはなっていない。
【昔のデ・ニーロのイケメンさにびっくりした度】 ★★★★★
【スコセッシ監督の作品の安定している度】 ★★★★★
【え? ジョディー・フォスター? 度】 ★★★★★
【総合】 ★★★☆☆