【映画感想文】 松本人志/R100
設定はすごくよかった。
嫁は病気で眠ったまま、自身は一人息子を育てながら仕事に精を出す主人公貴文演じる大森南朋はMであり、SMクラブボンデージに行く。ボンデージは普通のSMクラブと異なり、日常生活にいきなり女王様を派遣し、その場その場でプレイに興じるというもの。
貴文も当初はそのプレイを楽しんでいたが、プレイがエスカレートし、家族にまで及ぶようになったためやめようとするが、ボンデージ側からは途中でやめられないと言われる。
そして、貴文とボンデージの戦いが始まる……。
という内容の映画を、老人監督が撮影し、試写をしたが、さっぱり理解が得られない……。
設定、面白いよね。でもなんだか、退屈だった。後半からの貴文VSボンデージ戦は、もうちょっとスピーディーにできなかったかなぁ。
しかし、主演である大森南朋の演技は素晴らしかった。つばを延々吐きかけられたり、出された寿司をことごとく潰され、それを食べるなど、よくここまでできたな、と、感心した。