【読書感想】 村上春樹/職業としての小説家
まぁこれは、作家志望の人が読んでためになるならないじゃなくて、簡単に言っちゃえば春樹氏のこれまでの事を述べた自伝。それプラス春樹氏の政治や学校に対する思いを述べた意見書。面白くはないけど詰まらなくもないので、まあ買うとしたらちょっと高いから、図書館で借りりゃいいんじゃない?
僕は春樹氏の作品が大好きだから、これも期待して読んだんだけれど、まあ別に大した事言ってないし、これまでのエッセイで言ってきた事ばかりだし、あっそうって感じ。
なんつーか、気に障る。凄く謙虚な姿勢で「俺は凄いんだぜ」って言ってる感じがムカつく。「いや、俺が凄いとは言わないけどさぁ、俺って凄いんだぜ」みたいな。うーん、上手く説明出来ないなぁ。まあ読めばわかるよ。正直全然どうでもいい。