読書感想ブログ

感想文をバシバシガシガシ書きます。

【映画感想文】 森達也/FAKE 【2016年公開】

【概要】 (Wikipedia引用) 2016年制作の日本のドキュメンタリー映画。ゴーストライター問題が発覚し、渦中の人物となっていた佐村河内守を中心に、彼を取材するテレビ関係者、真偽を確かめに来る海外のジャーナリストなどを1年4か月[1]に渡って追ったドキ…

【読書感想文】 村田沙耶香/授乳 【2010年刊行】

【概要】 言わずと知れた芥川龍之介賞作家村田沙耶香氏の、第46回群像新人文学賞優秀賞受賞作品を収録した短編集。 【内容紹介】 (文庫本裏表紙引用) 受験を控えた私の元にやってきた家庭教師の「先生」。授業は週に2回。火曜に数学、金曜に英語。私を苛立…

【読書感想文】 中島らも/変!! 【2010年刊行】

【概要】 言わずと知れた中島らも氏のエッセイ集。 【内容紹介】 (文庫本裏表紙引用) 「私事、この度、無事死去つかまつり候。…」と生前に妙な「死亡案内」を出した落語家。通勤電車の中で、オナラをしたしないで「つかみ合い」のケンカをするサラリーマン…

【読書感想文】 筒井康隆/読書の極意と掟 【2018年刊行】

【概要】 言わずと知れた筒井康隆氏の、読書を中心とした自伝的エッセイ集。漂流 本から本への文庫版。【内容紹介】 (文庫本裏表紙引用) 作家・筒井康隆、誕生の秘密。 戦時中にひとり疎開した幼少期、演劇部で活躍した中高時代、不本意な営業に配属された…

【読書感想文】 中場利一/その後の岸和田少年遇連隊 ―純情ぴかれすく 【2011年刊行】

【概要】 言わずと知れた中場利一氏の自伝的小説シリーズ第八弾。 【内容紹介】 (文庫本裏表紙引用) 「オマエまたケンカして仕事辞めたんやて」。20代も半ばを過ぎようとしているのに、チュンバの生活は何も変わっていなかった。せっかく仕事が決まっても…

【読書感想文】 中場利一/岸和田少年愚連隊 完結篇 【2010年刊行】

【概要】 言わずと知れた中場利一氏の自伝的小説シリーズ第六弾にして完結編。 【内容紹介】 (文庫本裏表紙引用) 周りの奴らが突然変わり始めた。リョーコは知らない誰かと結婚し、アキラはホンモノのヤクザ屋さんになり、ライバルの定はあろうことかセー…

【読書感想文】 さくらももこ/ももこの21世紀日記 〈N’03〉 【2007年刊行】

【概要】 言わずと知れたさくらももこ氏の日記シリーズ第三弾。 【内容紹介】 (裏表紙引用) 21世紀のはじまりから刊行している「ももこの21世紀日記」。 一年という時の流れのなかには、地味ながらいろんな変化があるものです。日々のささやかな暮らしのな…

【読書感想文】 さくらももこ/ももこの21世紀日記 〈N’02〉 【2006年刊行】

【概要】 言わずと知れたさくらももこ氏の日記シリーズ第二弾。 【内容紹介】 (裏表紙引用) 21世紀のはじまりから刊行している「ももこの21世紀日記」。 一年という時の流れのなかには、地味ながらいろんな変化があるものです。 日々のささやかな暮らしの…

【読書感想文】 さくらももこ/ももこの21世紀日記 〈N’01〉 【2005年刊行】

【概要】 言わずと知れたさくらももこ氏の絵日記シリーズ第一弾。 【内容紹介】 (裏表紙引用) 21世紀のはじまりから刊行している好評シリーズ、「ももこの21世紀日記」。 一年という時の流れのなかには、地味ながらいろんな変化があるものです。 日々のさ…

【読書感想文】 高橋弘希/送り火 【2018年刊行】【第159回芥川龍之介賞受賞作】

【概要】 言わずと知れた高橋弘希氏の五冊目の小説で、第159回芥川龍之介賞受賞作。 【内容紹介】 (文藝春秋BOOKS引用) 東京から山間の町に引越した中学三年生の歩。うまくやってきたはずだった。あの夏、河へ火を流す日までは。注目の俊英、渾身作! 【感…

【読書感想文】 さくらももこ/ももこの話 【2006年刊行】

【概要】 言わずと知れたさくらももこ氏のエッセイ第二章の第三部。 【内容紹介】 (裏表紙引用) いつも食べきれなかった給食。父ヒロシに懐メロを教えるのに苦労したお風呂の時間。 おこづかいをつぎこんだ紙しばい屋。黄金の小学三年生時代―まる子だった…

【読書感想文】 村上春樹/「これだけは、村上さんに言っておこう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける330の質問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか? 【2006年刊行】

【概要】 言わずと知れた村上春樹氏の「村上朝日堂ホームページ」をまとめた書籍。および海外の読者との質疑応答。 【内容紹介】 (Wikipedia引用) 2000年8月に刊行された『「そうだ、村上さんに聞いてみよう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつけ…

【読書感想文】 高橋源一郎/お釈迦さま以外はみんなバカ 【2018年刊行】

【概要】 言わずと知れた高橋源一郎氏の書評本。 【内容紹介】 (インターナショナル新書HP引用) 震災の時も酒のことしか頭にない落語家/ラブホスタッフによる文章指南/大阪おばちゃん語で憲法を表現すると/名作を2秒で読めるか?/偶然57577にな…

【読書感想文】 村上春樹/「そうだ、村上さんに聞いてみよう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける282の大疑問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか? 【2000年刊行】

【概要】 言わずと知れた村上春樹氏の「村上朝日堂ホームページ」をまとめた書籍。および海外の読者との質疑応答の第一弾。 【あらすじ】 なし。 【感想】 最近文庫化された村上さんのところと同じく、読者からの質問に氏が答えている。インタビューなどでは…

【読書感想文】 平山夢明/独白するユニバーサル横メルカトル 【2006年】

【概要】 言わずと知れたホラー作家平山夢明氏の短編集で、日本推理作家協会賞受賞作。 【内容紹介】 (光文社ホームページ引用) タクシー運転手である主人に長年仕えた一冊の道路地図帖。彼が語る、主人とその息子のおぞましい所行を端正な文体で綴り、日…

【読書感想文】 高橋源一郎/ゆっくりおやすみ、樹の下で 【2018年刊行】

【概要】 言わずと知れた高橋源一郎氏の初の児童文学。 【内容紹介】 (朝日新聞出版ホームページ引用) 夏休み! 小学5年のミレイちゃんが、鎌倉の「さるすべりの館」で、バーバと犬のリング、ぬいぐるみのビーちゃんと過ごすひと夏の物語。 さるすべりの館…

【読書感想文】 中場利一/岸和田少年愚連隊 外伝 【2010年刊行】

【概要】 言わずと知れた中場利一氏の自伝的小説シリーズ岸和田少年愚連隊の第五弾。 これまでとは異なり、掌編が収められている。 【あらすじ】 (文庫本裏表紙引用) 【感想】 相変わらずおもしろい。掌編なのでサクッと読めるし、サクッと笑えてサクッと…

【読書感想文】 さくらももこ/まる子だった 【2005年刊行】

【概要】 言わずと知れたさくらももこ氏のエッセイ第二弾。通算第五弾。 【あらすじ】 (文庫本裏表紙引用) クラスメイトと体育館の裏で飼った仔犬との別れ。教室で襲われた“伊豆群発地震級”の腹痛の恐怖。突然、広まった、はまじとの恋のウワサ。 ノストラ…

【読書感想文】 岩井志麻子/現代百物語 【2009年刊行】

【概要】 言わずと知れた岩井志麻子氏の現代百物語シリーズ第一弾。 【あらすじ】 (文庫本裏表紙引用) 屈託のない笑顔で嘘をつく男。出会い系サイトで知り合った奇妙な女。意外な才能を見せた女刑囚。詐欺師を騙す詐欺師。元風俗嬢が恐怖する客。殺人鬼を…

【読書感想文】 室井佑月/ああ~ん、あんあん 【2004年刊行】

【概要】 言わずと知れた室井佑月氏のエッセイ集。 【あらすじ】 (裏表紙引用) 恋愛したし、結婚したし、子どもも産んだし……慌ただしく実現された、女の夢。お次はなんじゃい!? 「愛こそ、すべて」の信念で突っ走る新・恋愛教祖の本音爆裂エッセイ。 【感…

【読書感想文】 佐伯一麦/石の肺―僕のアスベスト履歴書 【2009年刊行】

【概要】 言わずと知れた佐伯一麦氏のアスベスト被害のルポルタージュ。 【あらすじ】 (文庫本裏表紙引用) 文学を志す青年は妻子を養うため電気工となった。親方の指導の下、一人前の職人へと成長し、文学賞を受賞する──。胸の疼痛、止まらぬ咳、熱、重い…

【読書感想文】 東野圭吾/禁断の魔術 【2015年刊行】

【概要】 言わずと知れた東野圭吾氏のガリレオ・シリーズ第八弾、現時点での最終作。 【あらすじ】 (Wikipedia引用) ある年の5月、一人の青年・古芝伸吾が理工学部物理学科第十三研究室を訪れる。伸吾は高校時代に湯川から科学を学び、その魅力に感銘を受…

【読書感想文】 東野圭吾/虚像の道化師 【2015年刊行】

【概要】 言わずと知れた東野圭吾氏のガリレオ・シリーズ第七弾。 単行本でリリースされた虚像の道化師 ガリレオ7と禁断の魔術 ガリレオ8を一冊にまとめたもの。 【あらすじ】 長くなるのでウィキペディアを見てください。 【感想】 短編集としては最後のガ…

【読書感想文】 貴志祐介/クリムゾンの迷宮 【1999年刊行】

【概要】 言わずと知れた貴志祐介氏のデス・ゲーム小説。 【あらすじ】 (裏表紙引用) 藤木芳彦は、この世のものとは思えない異様な光景のなかで目覚めた。視界一面を、深紅色に濡れ光る奇岩の連なりが覆っている。ここはどこなんだ? 傍らに置かれた携帯用…

【読書感想文】 さくらももこ/あのころ 【2004年刊行】

【概要】 言わずと知れたさくらももこ氏のエッセイ第四弾。まる子だったあの頃を振り返るエッセイ・シリーズ第一弾。 【あらすじ】 なし。 【感想】 相変わらず面白かった。概要にもあるように、どれもさくらももこ氏の子供時代のあれこれが面白おかしく描か…

【読書感想文】 岩井志麻子/ぼっけえ、きょうてえ 【1999年刊行】

【概要】 言わずと知れた岩井志麻子氏氏の第6回日本ホラー小説大賞作ぼっけえ、きょうてえを収録した短編集。 【あらすじ】 (Wikipedia引用) 岡山の遊郭で客をとる容姿の醜い女郎が、客に自らの身の上話を聞かせるが、それは世にも恐ろしい話であった。岡…

【読書感想文】 井上ひさし/新版 國語元年 【2018年刊行】

【感想】 初めて戯曲というものを読んだ。 最初は面白かったが、まったく物語が進まなくて途中で飽きた。

【読書感想文】 岩井志麻子/現代百物語 妄執 【2015年刊行】

【概要】 言わずと知れた岩井志麻子氏の百物語シリーズ第七弾。 【あらすじ】 幽霊よりも怖いのは……。現代の怪談を実力派が描く、シリーズ第7弾! 刑務所で病に伏せる罪人に高額な医療費を送りつける逆・死神。古書店で入手した一般人の日記帳に綴られた壮…

【読書感想文】 ダニエル・キイス/アルジャーノンに花束を 【2015年】

【概要】 言わずと知れたダニエル・キイスのSF小説。1959年に中編小説として発表され、翌年ヒューゴー賞を受賞。1966年に長編小説として改作され、ネビュラ賞を受賞した。 【あらすじ】 (Wikipedia引用) 知的障害を持つ青年チャーリイは、かしこくなって、…

【読書感想文】 東野圭吾/真夏の方程式 【2011年刊行】

【概要】 言わずと知れた東野圭吾氏のガリレオ・シリーズ第6弾でシリーズ3作目の長編。 【あらすじ】 (Wikipedia引用) 夏休みのある日から両親の都合で一人、親戚が経営する旅館で過ごすことになった小学5年生の少年恭平は、玻璃ヶ浦へ向かう電車の中で湯…