読書感想ブログ

感想文をバシバシガシガシ書きます。

読書感想文

【読書感想文】 さくらももこ/ももこの21世紀日記 〈N’02〉 【2006年刊行】

【概要】 言わずと知れたさくらももこ氏の日記シリーズ第二弾。 【内容紹介】 (裏表紙引用) 21世紀のはじまりから刊行している「ももこの21世紀日記」。 一年という時の流れのなかには、地味ながらいろんな変化があるものです。 日々のささやかな暮らしの…

【読書感想文】 さくらももこ/ももこの21世紀日記 〈N’01〉 【2005年刊行】

【概要】 言わずと知れたさくらももこ氏の絵日記シリーズ第一弾。 【内容紹介】 (裏表紙引用) 21世紀のはじまりから刊行している好評シリーズ、「ももこの21世紀日記」。 一年という時の流れのなかには、地味ながらいろんな変化があるものです。 日々のさ…

【読書感想文】 高橋弘希/送り火 【2018年刊行】【第159回芥川龍之介賞受賞作】

【概要】 言わずと知れた高橋弘希氏の五冊目の小説で、第159回芥川龍之介賞受賞作。 【内容紹介】 (文藝春秋BOOKS引用) 東京から山間の町に引越した中学三年生の歩。うまくやってきたはずだった。あの夏、河へ火を流す日までは。注目の俊英、渾身作! 【感…

【読書感想文】 さくらももこ/ももこの話 【2006年刊行】

【概要】 言わずと知れたさくらももこ氏のエッセイ第二章の第三部。 【内容紹介】 (裏表紙引用) いつも食べきれなかった給食。父ヒロシに懐メロを教えるのに苦労したお風呂の時間。 おこづかいをつぎこんだ紙しばい屋。黄金の小学三年生時代―まる子だった…

【読書感想文】 村上春樹/「これだけは、村上さんに言っておこう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける330の質問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか? 【2006年刊行】

【概要】 言わずと知れた村上春樹氏の「村上朝日堂ホームページ」をまとめた書籍。および海外の読者との質疑応答。 【内容紹介】 (Wikipedia引用) 2000年8月に刊行された『「そうだ、村上さんに聞いてみよう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつけ…

【読書感想文】 高橋源一郎/お釈迦さま以外はみんなバカ 【2018年刊行】

【概要】 言わずと知れた高橋源一郎氏の書評本。 【内容紹介】 (インターナショナル新書HP引用) 震災の時も酒のことしか頭にない落語家/ラブホスタッフによる文章指南/大阪おばちゃん語で憲法を表現すると/名作を2秒で読めるか?/偶然57577にな…

【読書感想文】 村上春樹/「そうだ、村上さんに聞いてみよう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける282の大疑問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか? 【2000年刊行】

【概要】 言わずと知れた村上春樹氏の「村上朝日堂ホームページ」をまとめた書籍。および海外の読者との質疑応答の第一弾。 【あらすじ】 なし。 【感想】 最近文庫化された村上さんのところと同じく、読者からの質問に氏が答えている。インタビューなどでは…

【読書感想文】 平山夢明/独白するユニバーサル横メルカトル 【2006年】

【概要】 言わずと知れたホラー作家平山夢明氏の短編集で、日本推理作家協会賞受賞作。 【内容紹介】 (光文社ホームページ引用) タクシー運転手である主人に長年仕えた一冊の道路地図帖。彼が語る、主人とその息子のおぞましい所行を端正な文体で綴り、日…

【読書感想文】 高橋源一郎/ゆっくりおやすみ、樹の下で 【2018年刊行】

【概要】 言わずと知れた高橋源一郎氏の初の児童文学。 【内容紹介】 (朝日新聞出版ホームページ引用) 夏休み! 小学5年のミレイちゃんが、鎌倉の「さるすべりの館」で、バーバと犬のリング、ぬいぐるみのビーちゃんと過ごすひと夏の物語。 さるすべりの館…

【読書感想文】 中場利一/岸和田少年愚連隊 外伝 【2010年刊行】

【概要】 言わずと知れた中場利一氏の自伝的小説シリーズ岸和田少年愚連隊の第五弾。 これまでとは異なり、掌編が収められている。 【あらすじ】 (文庫本裏表紙引用) 【感想】 相変わらずおもしろい。掌編なのでサクッと読めるし、サクッと笑えてサクッと…

【読書感想文】 さくらももこ/まる子だった 【2005年刊行】

【概要】 言わずと知れたさくらももこ氏のエッセイ第二弾。通算第五弾。 【あらすじ】 (文庫本裏表紙引用) クラスメイトと体育館の裏で飼った仔犬との別れ。教室で襲われた“伊豆群発地震級”の腹痛の恐怖。突然、広まった、はまじとの恋のウワサ。 ノストラ…

【読書感想文】 東野圭吾/禁断の魔術 【2015年刊行】

【概要】 言わずと知れた東野圭吾氏のガリレオ・シリーズ第八弾、現時点での最終作。 【あらすじ】 (Wikipedia引用) ある年の5月、一人の青年・古芝伸吾が理工学部物理学科第十三研究室を訪れる。伸吾は高校時代に湯川から科学を学び、その魅力に感銘を受…

【読書感想文】 東野圭吾/虚像の道化師 【2015年刊行】

【概要】 言わずと知れた東野圭吾氏のガリレオ・シリーズ第七弾。 単行本でリリースされた虚像の道化師 ガリレオ7と禁断の魔術 ガリレオ8を一冊にまとめたもの。 【あらすじ】 長くなるのでウィキペディアを見てください。 【感想】 短編集としては最後のガ…

【読書感想文】 貴志祐介/クリムゾンの迷宮 【1999年刊行】

【概要】 言わずと知れた貴志祐介氏のデス・ゲーム小説。 【あらすじ】 (裏表紙引用) 藤木芳彦は、この世のものとは思えない異様な光景のなかで目覚めた。視界一面を、深紅色に濡れ光る奇岩の連なりが覆っている。ここはどこなんだ? 傍らに置かれた携帯用…

【読書感想文】 さくらももこ/あのころ 【2004年刊行】

【概要】 言わずと知れたさくらももこ氏のエッセイ第四弾。まる子だったあの頃を振り返るエッセイ・シリーズ第一弾。 【あらすじ】 なし。 【感想】 相変わらず面白かった。概要にもあるように、どれもさくらももこ氏の子供時代のあれこれが面白おかしく描か…

【読書感想文】 岩井志麻子/ぼっけえ、きょうてえ 【1999年刊行】

【概要】 言わずと知れた岩井志麻子氏氏の第6回日本ホラー小説大賞作ぼっけえ、きょうてえを収録した短編集。 【あらすじ】 (Wikipedia引用) 岡山の遊郭で客をとる容姿の醜い女郎が、客に自らの身の上話を聞かせるが、それは世にも恐ろしい話であった。岡…

【読書感想文】 岩井志麻子/現代百物語 妄執 【2015年刊行】

【概要】 言わずと知れた岩井志麻子氏の百物語シリーズ第七弾。 【あらすじ】 幽霊よりも怖いのは……。現代の怪談を実力派が描く、シリーズ第7弾! 刑務所で病に伏せる罪人に高額な医療費を送りつける逆・死神。古書店で入手した一般人の日記帳に綴られた壮…

【読書感想文】 ダニエル・キイス/アルジャーノンに花束を 【2015年】

【概要】 言わずと知れたダニエル・キイスのSF小説。1959年に中編小説として発表され、翌年ヒューゴー賞を受賞。1966年に長編小説として改作され、ネビュラ賞を受賞した。 【あらすじ】 (Wikipedia引用) 知的障害を持つ青年チャーリイは、かしこくなって、…

【読書感想文】 東野圭吾/真夏の方程式 【2011年刊行】

【概要】 言わずと知れた東野圭吾氏のガリレオ・シリーズ第6弾でシリーズ3作目の長編。 【あらすじ】 (Wikipedia引用) 夏休みのある日から両親の都合で一人、親戚が経営する旅館で過ごすことになった小学5年生の少年恭平は、玻璃ヶ浦へ向かう電車の中で湯…

【読書感想文】 村上春樹/羊男のクリスマス 【1989年刊行】

【概要】 言わずと知れた村上春樹氏の絵本。絵は佐々木マキ氏。 【あらすじ】 (Wikipedia引用) 羊男は聖羊祭日に穴のあるリング・ドーナツを食べてしまった。そのせいでクリスマスソングの製作に当たり、ある方向からの圧力が発生し、製作が難航した。羊男…

【読書感想文】 桜庭一樹/砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 【2009年刊行】

【概要】 言わずと知れた直木賞作家桜庭一樹氏の元ライト・ノベル作品 【あらすじ】 (Wikipedia引用) 山田なぎさは、片田舎に住む「早く大人になりたい」と願う女子中学生。ある日、彼女の通う中学に、自分のことを「人魚」と言い張る少女・海野藻屑が、東…

【読書感想文】 長江俊和/放送禁止 【2016年刊行】

【概要】 言わずと知れた長江俊和氏のフェイク・ドキュメンタリー・シリーズ放送禁止の小説版。 【あらすじ】 放送禁止2 ある呪われた大家族、放送禁止3 ストーカー地獄編、放送禁止5 しじんの村が収録されている。 【感想】 放送禁止は活字になっても放送禁…

【読書感想文】 村上春樹/アンダーグラウンド 【1999年刊行】

【概要】 言わずと知れた村上春樹氏の、1995年3月20日に起きた地下鉄サリン事件の被害者やその関係者に村上自身がインタビューを行ったものをまとめたもの。 【あらすじ】 なし。 【感想文】 まず述べておきたいが、半分を過ぎたころに飽きてしまい、あとは…

【読書感想文】 東野圭吾/聖女の救済 【2008年刊行】

【概要】 言わずと知れた東野圭吾氏のガリレオ・シリーズ第五弾。長編としては二作目となる。 【あらすじ】(Wikipedia引用) 真柴綾音と真柴義孝夫妻は子供ができないことを理由に離婚することが決まっていた。その時綾音の胸中には義孝へのある宣告が下さ…

【読書感想文】 アガサ・クリスティー/そして誰もいなくなった 【2010年刊行】

【概要】 言わずと知れたアガサ・クリスティーの一億部突破の名作ミステリ。 【あらすじ】 (Wikipedia引用) イギリス、デヴォン州のインディアン島に、年齢も職業も異なる8人の男女が招かれた。2人の召使が出迎えたが、招待状の差出人でこの島の主でもある…

【読書感想文】 さくらももこ/たいのおかしら 【2003年刊行】

【概要】 言わずと知れたさくらももこ氏のエッセイ第三弾。 【感想】 半分ほどドトールで読んでいたのだが、ニヤニヤが止まらなくて困った。細かい言い回しがとても面白いんだよな。 やっぱり父ヒロシは最高です。

【読書感想文】 横溝正史/八つ墓村 【1971年刊行】

【概要】 言わずと知れた横溝正史の推理小説。金田一耕助シリーズのひとつ。 【あらすじ】 (Wikipedia引用) 戦国時代(永禄9年=1566年)のとある小村に、尼子氏の家臣だった8人の落武者たちが財宝とともに逃げ延びてくるが、村人たちは毛利氏による捜索が…

【読書感想文】 さくらももこ/さくらえび 【2004年刊行】

【概要】 言わずと知れたさくらももこ氏のエッセイ集。 【感想】 いや~、笑った笑った。これで三冊エッセイを読んだが、完全に父ヒロシのファンになってしまった。ヒロシのコイとか父ヒロシインタビューとか本当に読んでいて楽しかった。 かと思いきやデビ…

【読書感想文】 江戸川乱歩/明智小五郎事件簿 1 【2016年刊行】

【概要】 言わずと知れた江戸川乱歩氏の明智小五郎の事件だけを抜き出して、時系列にまとめたもの。 【感想】 恥ずかしながらこの歳になるまで江戸川乱歩氏の小説は未読でした。D坂の殺人事件を読み勧めると、あまりの面白さと文章の読みやすさで読むのが止…

【読書感想文】 中場利一/岸和田のカオルちゃん 【2010年刊行】

【概要】 言わずと知れた中場利一氏の自伝的小説の四冊目。 【感想】 タイトルにもあるように、今回はカオルちゃんがメイン。しかも短編集。 カオルちゃんの半端のないめちゃくちゃさと、漫才の掛け合いのようなテンポのよい文章で一気に読んでしまった。 作…