読書感想ブログ

感想文をバシバシガシガシ書きます。

新書感想文

【読書感想文】 高橋源一郎/お釈迦さま以外はみんなバカ 【2018年刊行】

【概要】 言わずと知れた高橋源一郎氏の書評本。 【内容紹介】 (インターナショナル新書HP引用) 震災の時も酒のことしか頭にない落語家/ラブホスタッフによる文章指南/大阪おばちゃん語で憲法を表現すると/名作を2秒で読めるか?/偶然57577にな…

【読書感想文】 高橋源一郎/「あの日」からぼくが考えている「正しさ」について 【2012年刊行】

【概要】 「あの日」が起きた瞬間から年が明けるまでのツイッターでのつぶやきをまとめた「日記」の章と、同時期に様々な媒体で書かれた文章の一部を掲載した「文章」の章の二部構成の本。 【感想】 「日記」の章を読みながら、「これはとんでもない傑作だぞ…

【読書感想文】 高橋源一郎/ぼくたちはこの国をこんなふうに愛することに決めた 【2017年刊行】

とても幸せな気持ちになれました。子どもたちが「くに」を作ろうとし、おとなたちがそれを支える。ファンタジーだけれど現実味もあり、よかったです。 終わり。 でいいと思うんだけれど、まぁもう少し書いてみようか。その前にまずこれを読んでほしい。ぼく…

【読書感想文】 茨木のり子/詩のこころを読む 【1979年刊行】

読むのにかなり時間がかかってしまった。というのも、そもそもやっぱり僕には詩が理解できないということであるし、茨木のり子氏の解説もさっぱり理解できないし、気に入った詩は何度も何度も繰り返して読んでしまうから。 この三点の理由。 詩はさっぱり理…

【読書感想文】 高橋源一郎/丘の上のバカ ぼくらの民主主義なんだぜ2 【2016年刊行】

ぼくらの民主主義なんだぜの続編。とはいうものの、朝日新聞の連載は十二本だけで、残りは著者が様々な場所で書いてきた政治評論。こちらがメイン。 こういう内容の本の感想を書くのは難しい。僕は高橋源一郎氏の信者なので、どうしてもほとんどを肯定的に読…

【読書感想文】 野村進・調べる技術・書く技術 【2008年刊行】

四半世紀ノンフィクションに携わっていた氏が、ノンフィクション作家志望者へ向けて書いた技術書。 ここまで書くのか、と驚くぐらい手取り足取り一から十まで書かれている。目次を見るとその内容の濃さがわかってもらえると思うので、引用する。・第一章 テ…

【読書感想文】 高橋源一郎/ぼくらの民主主義なんだぜ 【2015年刊行】

高橋源一郎氏が朝日新聞で月に一度連載している論壇時評の四年分をまとめた一冊。 新書は今までほとんど読んだことがなかったので、読んでどういう感想が出てくるかと期待した。 はっきり言うと僕は高橋源一郎氏の小説や書評、エッセイは大好きだが、政治関…