掌編集感想文
【概要】 言わずと知れたホラー作家岩井志麻子氏のそこはかとなく不安な話をまとめた現代百物語シリーズの第二弾。 【内容紹介】 (文庫本裏表紙引用) さらりと驚くような都市伝説を語る女。芸能界との繋がりを自慢する主婦。人を殺しかけた体験を語る男。…
【概要】 言わずと知れた中場利一氏の自伝的小説シリーズ岸和田少年愚連隊の第五弾。 これまでとは異なり、掌編が収められている。 【あらすじ】 (文庫本裏表紙引用) 【感想】 相変わらずおもしろい。掌編なのでサクッと読めるし、サクッと笑えてサクッと…
【概要】 言わずと知れた岩井志麻子氏の現代百物語シリーズ第一弾。 【あらすじ】 (文庫本裏表紙引用) 屈託のない笑顔で嘘をつく男。出会い系サイトで知り合った奇妙な女。意外な才能を見せた女刑囚。詐欺師を騙す詐欺師。元風俗嬢が恐怖する客。殺人鬼を…
【概要】 言わずと知れた岩井志麻子氏の百物語シリーズ第七弾。 【あらすじ】 幽霊よりも怖いのは……。現代の怪談を実力派が描く、シリーズ第7弾! 刑務所で病に伏せる罪人に高額な医療費を送りつける逆・死神。古書店で入手した一般人の日記帳に綴られた壮…
面白い! オチも展開もなもへったくれもクソもない、下品でナンセンスな即興演奏のような掌編たち。 こんな感じでいいんだよね。こんな感じの小説読んでくすりと笑って、さー明日も頑張るかと。 なんのこっちゃよくわからんけどなんだか笑える。疑問なんか抱…
シュールな内容の掌編が三十六編収録した掌編集。意味とか考えちゃ駄目で、感じるままに読むのがいいでしょうな。だって本当に意味不明なんだもの。小説も、絵も。 例えば……と挙げるとネタバレになってしまうし、村上春樹氏も言っているように、ライトな物語…
村上春樹氏の掌編集。どうでもいい話だが、文庫本の刊行年が僕の生まれた歳だった。七十九刷だって。 不思議でおかしくて笑えて切なくて意味がわからなくて……。いつもの村上春樹節が詰まりに詰まった掌編が十七編。プラス短編が一編。 深く考えちゃいけない…