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RETSUDAN SENSEIの感想文

感想文をバシバシガシガシ書きます。

【読書感想文】 村上春樹/村上さんのところ 【2015年刊行】

ボリュームたっぷりだった。読み終わるのに二、三ヶ月はかかった。 内容は、村上さんのところというサイトを立ち上げ読者からのメールを募集し、村上春樹氏本人が返信したものをまとめた本。 質問の内容も、社会情勢について、作品について、読者の悩み相談…

【読書感想文】 西村賢太/芝公園六角堂跡 【2017年刊行】

四つからなる短編集。ひとつひとつ感想を書こう。 芝公園六角堂跡 表題作。稲垣潤一氏のファンになった経緯、そして今では一緒に食事をしたりライヴに呼ばれるようになったことを述べる。そして今回呼ばれたライヴの場所の近くが、師と仰ぐ藤澤清造氏の終焉…

【読書感想文】【小説】 石田衣良/池袋ウエスト・ゲート・パークⅫ 西一番街ブラックバイト

再始動が嬉しい。一つづつ感想文をつける。 西池第二スクールギャラリー マコトの元に、同級生のサエコがやってくる。サエコは和菓子屋岡久の一人娘で、使われなくなった小学校をギャラリーにしている。そこに置かれていた、小門屋という男の作品を何者かに…

【読書感想文】 西村賢太/東京者がたり

日記シリーズでもう疲れていたので、エッセイなら大丈夫だろうということで読んだ。 結果、とても面白かった。 僕はど田舎出身者なので、東京人が東京の場所場所を語るとこういう感じなのか、と思った。 下北沢がとてもお嫌いなようで。僕もなんとなく好きで…

【読書感想文】 西村賢太/一私小説書きの日乗 遥道の章

もうこのシリーズは読まない。 始めこそ好きな作家の私生活が覗けるだなんていう、下世話な理由で読んでいたが、流石に飽きる。 日記だから仕方のない話だが、同じことの繰り返しを延々書いているだけ。

【読書感想文】 西村賢太/一私小説書きの日常

うーむ、これは、日記。昼起床、入浴、サウナ、執筆、朝方酒、編集者と打ち合わせ、呑み、テレビ出演……。 これがただひたすら繰り返される。しかし、僕は西村賢太氏のファンなので、日常を覗き見するという感覚で楽しんでいる。他の作家の日記もそうだね。フ…

【読書感想文】 西村賢太/随筆集 一私小説書きの独語

これだけ西村賢太の書籍を読んでいると、同じような話を別のところですることがあるから、それはもう知っているよ、ということも多い。 それでも、読ませる文章が素晴らしい。文章のおかしいところがあると指摘されたが、私は国語の教本を書いているわけでは…

【読書感想文】 高橋弘希/指の骨

ハード・カバーで百二十二枚。薄い本なのに、読むのに時間をかけた。時間がかかったわけではなく、時間をかけた。なぜか? それは単純に、読み終わるのがもったいなく感じたからだ。これは、日本兵を主人公にした、戦争小説だ。当たり前の知識で、日本は第二…

【読書感想文】 西村賢太/一私小説書きの日乗 憤怒の章

前作の日記集より、面白く感じた。単純に、好きな作家の日常が読めるというだけで、買いだね。といっても、日記集なので長々しい感想文なんて書けるわけががないし、結局はファン・アイテム。 原作の映画のDVDやBlu-rayだけでなく、レンタルでも印税が入って…

【読書感想文】 太田光/しごとのはなし

芸能人の本って、結局はファン本だから、ファンじゃないと楽しめない。僕は太田光のファンなので、楽しく読めた。時折はっとさせられたり、成る程と納得させられたり、読み応えはたっぷりとあった。 インタビューを元にして作られたので、文章も話し言葉で読…

【読書感想文】 西村賢太/風来鬼語 西村賢太対談集3

相変わらずの面白さで。このシリーズはいいね、続けて欲しい。対談集の面白いところは、対談相手のことを知らなくても楽しめるところ。あとは、単なるインタビュー等々より、深く突っ込んだ話が読めるというところ。 まあでも、こういうのはファン・アイテム…

【読書感想文】 西村賢太/薄明鬼語 西村賢太対談集

うーん、これは対談集なので、そんなに長い感想文は書けない。エッセイ以上に、読者を選ぶものだと思う。その作者に興味があるか無いか。それに加えて、対談相手に興味があるか無いか。 芥川龍之介賞作家の田中慎弥、木内昇、本谷有希子、六角精児、テリー伊…

【読書感想文】 西村賢太/蠕動で渉れ、汚泥の川を

西村賢太の、初となる長編小説。これまでもインタビューやエッセイ等で、長編小説を書きたい書きたいと言っていたので、期待して読んだ。そして、期待通りの面白い作品だった。 これまでも、小説やらエッセイ等で、田舎者を馬鹿にするパターンは結構あったの…

【読書感想文】 奥田亜希子/左目に映る星

以前文芸誌で読んだ、はじまりの名前がとてもよかったので、この作者には期待していた。デビュー作だし、すばる文学賞受賞という、ザ・ジュンブンガクという感じだ。 そいで、まぁ、読み続けたんだけれど、すみません……半分の時点でギブ・アップです。全然面…