読書感想ブログ

感想文をバシバシガシガシ書きます。

ノンフィクション感想文

読書感想文 2019年2月分

高橋源一郎/平凡王 2019/02/01 エッセイ集。‬ ‪三〇年前の本なので時事ネタなんかはわからないものもあるけれど、皮肉が効いた内容で読んでいて楽しかった。 東野圭吾/ダイイング・アイ 2019/02/02 記憶を失った主人公がそれを取り戻すお話。 なので読者と…

読書感想文 2019年1月分

堀江貴文/刑務所わず。 塀の中では言えないホントの話 2019/01/04 前作とは違い書けないことがなくなったので、内容もバラエティに富んでいてとても面白かった。 刑務所の中とはもっと厳しいのかと思っていたが、雑談できたり映画や朝ドラが観れたりと、そ…

【読書感想文】 北尾トロ/危ないお仕事! 【2006年刊行】

【概要】 裁判傍聴記で有名な北尾トロ氏の仕事ルポ。 【内容紹介】 (文庫本裏表紙引用) 超能力セミナー講師、タイの日本人カモリ屋、彼らは巧みな話術で人々をとりこにする。 スレスレ主婦モデル、ダッチワイフを創る人形師、彼らは男たちの欲望に火を点け…

【読書感想文】 村上春樹/約束された場所で underground 2 【2001年刊行】

【概要】 永遠のノーベル文学賞候補村上春樹氏の、オウム真理教の信者と元信者八人へのインタビュー集。 【内容紹介】 (文庫本裏表紙引用) 癒やされることを求めた彼らが、なぜ「サリン事件」という救いのない無差別殺人に行き着いたのか。 彼らはなぜ現世…

【読書感想文】 加藤陽子/それでも、日本人は「戦争」を選んだ 【2016年刊行】

【概要】 歴史学者の加藤陽子氏の講義をまとめたもの。 【内容紹介】 (文庫本裏表紙引用) 膨大な犠牲と反省を重ねながら、明治以来、四つの対外戦争を戦った日本。 指導者、軍人、官僚、そして一般市民はそれぞれに国家の未来を思いなお参戦やむなしの判断…

【読書感想文】 佐伯一麦/石の肺―僕のアスベスト履歴書 【2009年刊行】

【概要】 言わずと知れた佐伯一麦氏のアスベスト被害のルポルタージュ。 【あらすじ】 (文庫本裏表紙引用) 文学を志す青年は妻子を養うため電気工となった。親方の指導の下、一人前の職人へと成長し、文学賞を受賞する──。胸の疼痛、止まらぬ咳、熱、重い…

【読書感想文】 長江俊和/放送禁止 【2016年刊行】

【概要】 言わずと知れた長江俊和氏のフェイク・ドキュメンタリー・シリーズ放送禁止の小説版。 【あらすじ】 放送禁止2 ある呪われた大家族、放送禁止3 ストーカー地獄編、放送禁止5 しじんの村が収録されている。 【感想】 放送禁止は活字になっても放送禁…

【読書感想文】 村上春樹/アンダーグラウンド 【1999年刊行】

【概要】 言わずと知れた村上春樹氏の、1995年3月20日に起きた地下鉄サリン事件の被害者やその関係者に村上自身がインタビューを行ったものをまとめたもの。 【あらすじ】 なし。 【感想文】 まず述べておきたいが、半分を過ぎたころに飽きてしまい、あとは…

【読書感想文】 野村進/救急精神病棟 【2003年刊行】

【概要】(講談社HP引用) 日本初、救急の精神病患者を専門に受け入れ治療する千葉県精神科医療センターを3年間にわたり密着取材。 「精神科救急」と呼ばれる医療の現場をあますところなく精密に活写した。 24時間態勢で最前線に立つ医師、看護師たちの闘い…

【読書感想文】 北尾トロ/裁判長! これで執行猶予は甘くないすか 【2009年刊行】

【概要】 (Wikipedia引用) 殺人・強盗・覚醒剤など、法廷内ではさまざまな人間模様が繰り広げられる。実際に著者が東京地裁で傍聴した裁判の中から、印象深かったものをピックアップしたエッセイが鉄人社の雑誌『裏モノJAPAN』で連載された。それらをまと…

【読書感想文】 森達也/A3 下巻 【2012年刊行】

【無関係の話】 上巻の反省といたしまして、100円ショップで付箋を買ってきた次第でございます。これまでは読み終えた時に記憶に残っていたことを探して感想を書くというスタイルでしたが、それじゃあもう追いつかない。なので「ここだ」と思ったところに付…

【読書感想文】 森達也/A3 上巻 【2012年刊行】

オウム真理教の一連の事件、テレビやラジオでたまに話を聞く森達也氏のどちらも昔から気になっていて、映画作品である「A」や「A2」を観ようを思いながらなかなか観る機会を作れず、だったらテキストで読もうとこの本を購入した。 とても興味深い内容で、寝…