読書感想ブログ

感想文をバシバシガシガシ書きます。

エッセイ感想文

読書感想文 2019年3月

岩井志麻子/現代百物語 生霊 2019/03/02 Kindleのセールで購入。相変わらずぞくっとさせる怖い話が99話。 同作者のあの女を読んだあとなので、あっこれはあの女の話だなとわかるものもいくつかあった。次もその次も購入済なのでゆっくり読む。 西村賢太/羅…

読書感想文 2019年1月分

堀江貴文/刑務所わず。 塀の中では言えないホントの話 2019/01/04 前作とは違い書けないことがなくなったので、内容もバラエティに富んでいてとても面白かった。 刑務所の中とはもっと厳しいのかと思っていたが、雑談できたり映画や朝ドラが観れたりと、そ…

読書感想文 2018年10月分

大橋弘祐/サバイバル・ウェディング 2018/10/10 Prime Readingにて。 とても面白かった。 ファッションの薀蓄を挟みながら、婚約破棄された三十路女が結婚を目標に努力する。 なんといっても主人公の上司である宇佐美のキャラがいい。 一気に読みました。 …

【読書感想文】 高橋源一郎/こんな日本でよかったら 【1996年刊行】

【概要】 言わずと知れた高橋源一郎氏のコラム。外国人による日本人への素朴な疑問が収録されている。 【内容紹介】 "Asahi Evening News" に連載されたコラム44篇を収録。氏が日本語で書いた原稿を編集者が翻訳し掲載したもの。単行本の後半半分はその英文…

【読書感想文】 さくらももこ/さくら日和 【2007年刊行】

【概要】 言わずと知れたさくらももこ氏のエッセイ第三シリーズ第一弾。 【内容紹介】 (文庫本裏表紙引用) 21世紀を前にして、人生最大の危機に陥ったももこさん。 「ママは本当はさくらももこなんじゃないの?」と息子が疑いを抱き始めたのだ…。「深まる息…

【読書感想文】 中島らも/変!! 【2010年刊行】

【概要】 言わずと知れた中島らも氏のエッセイ集。 【内容紹介】 (文庫本裏表紙引用) 「私事、この度、無事死去つかまつり候。…」と生前に妙な「死亡案内」を出した落語家。通勤電車の中で、オナラをしたしないで「つかみ合い」のケンカをするサラリーマン…

【読書感想文】 筒井康隆/読書の極意と掟 【2018年刊行】

【概要】 言わずと知れた筒井康隆氏の、読書を中心とした自伝的エッセイ集。漂流 本から本への文庫版。【内容紹介】 (文庫本裏表紙引用) 作家・筒井康隆、誕生の秘密。 戦時中にひとり疎開した幼少期、演劇部で活躍した中高時代、不本意な営業に配属された…

【読書感想文】 さくらももこ/ももこの21世紀日記 〈N’03〉 【2007年刊行】

【概要】 言わずと知れたさくらももこ氏の日記シリーズ第三弾。 【内容紹介】 (裏表紙引用) 21世紀のはじまりから刊行している「ももこの21世紀日記」。 一年という時の流れのなかには、地味ながらいろんな変化があるものです。日々のささやかな暮らしのな…

【読書感想文】 さくらももこ/ももこの21世紀日記 〈N’02〉 【2006年刊行】

【概要】 言わずと知れたさくらももこ氏の日記シリーズ第二弾。 【内容紹介】 (裏表紙引用) 21世紀のはじまりから刊行している「ももこの21世紀日記」。 一年という時の流れのなかには、地味ながらいろんな変化があるものです。 日々のささやかな暮らしの…

【読書感想文】 さくらももこ/ももこの21世紀日記 〈N’01〉 【2005年刊行】

【概要】 言わずと知れたさくらももこ氏の絵日記シリーズ第一弾。 【内容紹介】 (裏表紙引用) 21世紀のはじまりから刊行している好評シリーズ、「ももこの21世紀日記」。 一年という時の流れのなかには、地味ながらいろんな変化があるものです。 日々のさ…

【読書感想文】 さくらももこ/ももこの話 【2006年刊行】

【概要】 言わずと知れたさくらももこ氏のエッセイ第二章の第三部。 【内容紹介】 (裏表紙引用) いつも食べきれなかった給食。父ヒロシに懐メロを教えるのに苦労したお風呂の時間。 おこづかいをつぎこんだ紙しばい屋。黄金の小学三年生時代―まる子だった…

【読書感想文】 さくらももこ/まる子だった 【2005年刊行】

【概要】 言わずと知れたさくらももこ氏のエッセイ第二弾。通算第五弾。 【あらすじ】 (文庫本裏表紙引用) クラスメイトと体育館の裏で飼った仔犬との別れ。教室で襲われた“伊豆群発地震級”の腹痛の恐怖。突然、広まった、はまじとの恋のウワサ。 ノストラ…

【読書感想文】 室井佑月/ああ~ん、あんあん 【2004年刊行】

【概要】 言わずと知れた室井佑月氏のエッセイ集。 【あらすじ】 (裏表紙引用) 恋愛したし、結婚したし、子どもも産んだし……慌ただしく実現された、女の夢。お次はなんじゃい!? 「愛こそ、すべて」の信念で突っ走る新・恋愛教祖の本音爆裂エッセイ。 【感…

【読書感想文】 さくらももこ/あのころ 【2004年刊行】

【概要】 言わずと知れたさくらももこ氏のエッセイ第四弾。まる子だったあの頃を振り返るエッセイ・シリーズ第一弾。 【あらすじ】 なし。 【感想】 相変わらず面白かった。概要にもあるように、どれもさくらももこ氏の子供時代のあれこれが面白おかしく描か…

【読書感想文】 さくらももこ/たいのおかしら 【2003年刊行】

【概要】 言わずと知れたさくらももこ氏のエッセイ第三弾。 【感想】 半分ほどドトールで読んでいたのだが、ニヤニヤが止まらなくて困った。細かい言い回しがとても面白いんだよな。 やっぱり父ヒロシは最高です。

【読書感想文】 さくらももこ/さくらえび 【2004年刊行】

【概要】 言わずと知れたさくらももこ氏のエッセイ集。 【感想】 いや~、笑った笑った。これで三冊エッセイを読んだが、完全に父ヒロシのファンになってしまった。ヒロシのコイとか父ヒロシインタビューとか本当に読んでいて楽しかった。 かと思いきやデビ…

【読書感想文】 さくらももこ/さるのこしかけ 【2002年刊行】

【概要】 言わずと知れたさくらももこ氏のエッセイ第二弾。 【感想】 前巻に引き続き、とても面白かった。最後の「実家に帰る」は読んでいてとても切なくて寂しくなった。インド旅行記も楽しかった。 が、最後の対談はどうでもいい。

【読書感想文】 さくらももこ/もものかんづめ 【2001年刊行】

【概要】 言わずと知れたさくらももこ氏のエッセイ第一弾。 【感想】 百円でなんとなく買っただけなので期待はしていなかった。そういえば保育園から中学二年まで毎日遊んでいたH君の部屋にさくらももこ氏の本がずらっと並んでいたな、というのを思い出した…

【読書感想文】 中島らも/世界で一番美しい病気 【2018年刊行】

【概要】 言わずと知れた中島らも氏のエッセイ集。 【感想】 まあ当たり前に面白くて、ドトールでコーヒー飲みながら読み始めたら、コーヒーがなくなるより先に読み終えてしまった。 結構読んだことのあるエッセイが多かったが、最後の一覧を見るといろんな…

【読書感想文】 中島らも/ロバに耳打ち 【2013年刊行】

【概要】 (ジャケ裏引用) 昨日、酒を一升飲んでしまった。ぶ厚いイカの一夜干しが「お酒がほしいよう」とおれの左腕を引っ張るのだから、仕方ない。「記憶の中島」と呼ばれた異常な記憶力のおれも、今では昼に喰った飯すら忘れる。両親のこと、幼少期のこ…

【読書感想文】 中島らも/僕に踏まれた町と僕が踏まれた町 【1997年刊行】

さて、中島らも氏のエッセイなのである。高校から大学卒業までの「無茶苦茶やってた頃」の話。それがまた面白くて、笑いながら読んでいた。 余談でありますが、読書記録を見ると2011年に一度読んでいた。七年前だから、「死」から逃げるために必死になってひ…

【読書感想文】 高橋源一郎/「あの日」からぼくが考えている「正しさ」について 【2012年刊行】

【概要】 「あの日」が起きた瞬間から年が明けるまでのツイッターでのつぶやきをまとめた「日記」の章と、同時期に様々な媒体で書かれた文章の一部を掲載した「文章」の章の二部構成の本。 【感想】 「日記」の章を読みながら、「これはとんでもない傑作だぞ…

【読書感想文】 爆笑問題/爆笑問題のふざけんな、俺たち!! 【2007年刊行】

【概要】 爆笑問題の太田氏と田中氏が、時事ネタで短い漫才を繰り広げるシリーズ第五弾。 【感想】 タイトルにもあるように、2004年から2005年の時事ネタを取り上げているので、ネタは古い。 しかし、とても面白い。 時事ネタってその時その時じゃないと楽し…

【読書感想文】 中島らも/獏の食べのこし 【1993年刊行】

んもう。あまりに面白いから、立て続けに読んじゃったじゃないの。読んでいてアタシ思ったんだけど、このエッセイ読んでるあいだ、アタシずっとどこかにいたわ。わかりにくいかしら。ちゃんと説明するわね。 エッセイというか結局のところ文字を読んでるわけ…

【読書感想文】 中島らも/とほほのほ 【1995年刊行】

ここ数年間、中島らも氏のエッセイを読むのを禁じていた。理由は二つある。一つは「一冊読めば次々読んでしまうので、積ん読が減らなくなってしまう」であり、これはもう積ん読で部屋が大変なことになっている僕にとっては大問題だ。 そしてもう一つは、「十…

【読書感想文】 村上春樹/やがて哀しき外国語 【1997年刊行】

著者がプリンストンに住んでいた二年半の間に感じたことを書いたエッセイ集。紀行文かと思ったら、エッセイだった。「村上春樹の小説は嫌いだけどエッセイは好き」だとか「~同文~翻訳は好き」みたいな話はよく目にするので、「村上春樹かぁ」と思う人に読…

【読書感想文】 村田沙耶香/殺人出産 【2016年刊行】

コンビニ人間でがっつりとやられてしまったので、積んでいた本作をすぐに崩した。 「アホやなぁ」の一言に尽きる。当然褒め言葉。設定も登場人物もぶっ飛んでいるSFなので、なんだか筒井康隆氏の短編集を読んでいるような気がした。殺人出産 表題作なんです…

【読書感想文】 北尾トロ/裁判長!ここは懲役4年でどうすか 【2006年刊行】

裁判というものにまったく詳しくない著書が、手探りで始めた傍聴を記録したもの。 事件の大小にこだわらず手当たり次第で傍聴するというスタイルを貫き、そこにあるドラマを追い求める。 次第にコツを掴み傍聴仲間も増えていく様に、単純にわくわくさせられ…

【読書感想文】 村上春樹/走ることについて語るときに僕の語ること 【2010年刊行】

タイトルのそのまま、村上春樹氏が走ることについて語ったもの。2005年から2006年にかけて、なぜ走るか、どんな練習をしたか、どんな大会に出たか、そしてどう思ったかについて書かれている。 年齢を重ねるにつれ、以前は難なくクリアできていたタイムをオー…

【読書感想文】 漫画 二〇一七年 三月分

田中芳樹・荒川弘/アルスラーン戦記 六巻 盛り上がりが半端ないな。これから一体どうなるんだろう……!岸本斉史/ナルト 二十二巻 ネジ対鬼童丸。ナルトの行動や発言が、様々な人に影響を与えているんだな。岸本斉史/ナルト 二十三巻 シカマルとキバ&赤丸…