読書感想ブログ

感想文をバシバシガシガシ書きます。

映画感想文 2019年4月分

キャスリン・ビグロー/ゼロ・ダ−ク・サーティ 2019/04/21 ビン・ラディン殺害までの地道な活動が詳しく描かれていてとても面白かった。 2時間半の映画だが一度観始めるとあっという間だったな。突入シーンはハラハラドキドキ。 ポール・グリーングラス/ジ…

読書感想文 2019年4月分

中島らも/中島らものたまらん人々 2019/04/04 いやー笑わせてもらった! 原稿料上げないと全部ひらがなで書くぞってのが刺さってとてもよかった。 やっぱらもさんのエッセイはいいね。 サンドウィッチマン/復活力 2019/04/04 半分以上、鬱屈とした下積み時…

読書感想文 2019年3月

岩井志麻子/現代百物語 生霊 2019/03/02 Kindleのセールで購入。相変わらずぞくっとさせる怖い話が99話。 同作者のあの女を読んだあとなので、あっこれはあの女の話だなとわかるものもいくつかあった。次もその次も購入済なのでゆっくり読む。 西村賢太/羅…

読書感想文 2019年2月分

高橋源一郎/平凡王 2019/02/01 エッセイ集。‬ ‪三〇年前の本なので時事ネタなんかはわからないものもあるけれど、皮肉が効いた内容で読んでいて楽しかった。 東野圭吾/ダイイング・アイ 2019/02/02 記憶を失った主人公がそれを取り戻すお話。 なので読者と…

読書感想文 2019年1月分

堀江貴文/刑務所わず。 塀の中では言えないホントの話 2019/01/04 前作とは違い書けないことがなくなったので、内容もバラエティに富んでいてとても面白かった。 刑務所の中とはもっと厳しいのかと思っていたが、雑談できたり映画や朝ドラが観れたりと、そ…

読書感想文 2018年12月分

塩田武士/罪の声 2018/12/13 最初はとても面白くてわくわくしたけど、ちょうど真ん中あたりでもういいやってなってしまった。 東野圭吾/沈黙のパレード 2018/12/14 まさかのシリーズ復活。 二転三転する物語は読むのが止まらなかった。 人間を描かせると本…

読書感想文 2018年11月分

有栖川有栖/月光ゲーム 2018/11/03 初有栖川有栖の本でしたが、いやー素晴らしかった。登場人物が多くて把握できるか心配だったが、杞憂に終わった。 火山が噴火しキャンプ地に閉じ込められた中、殺人事件が起こるというシチュエーションがたまらない。 キ…

読書感想文 2018年10月分

大橋弘祐/サバイバル・ウェディング 2018/10/10 Prime Readingにて。 とても面白かった。 ファッションの薀蓄を挟みながら、婚約破棄された三十路女が結婚を目標に努力する。 なんといっても主人公の上司である宇佐美のキャラがいい。 一気に読みました。 …

【読書感想文】 石田衣良/七つの試練 池袋ウエストゲートパークXIV 【2018年刊行】

概要 内容紹介 感想 概要 石田衣良氏の人気シリーズ池袋ウエストゲートパークの第十四弾。 内容紹介 常に現代を映し出す、超人気シリーズ最新刊! SNSで課題をクリアして「いいね」を獲得するゲームが若者に流行。次第にエスカレートする課題に「いいね」欲…

【読書感想文】 東野圭吾/歪笑小説 【2012年刊行】

さて、東野圭吾氏の歪笑小説の感想文です。 概要 あらすじ 感想 概要 東野圭吾氏の◯笑小説シリーズ第四弾。これまでとは異なり、文壇関係者を描いた連作短編集となっている。 あらすじ ・伝説の男 灸英社書籍出版部に配属された青山。ミステリ小説を出版した…

【読書感想文】 東野圭吾/あの頃の誰か 【2011年刊行】

【概要】 東野圭吾氏の短編集第三弾。収録作品はバブル時に書いたもので、単行本未収録。あとがきによると「わけあり物件」。 【内容紹介】 (文庫本裏表紙引用) メッシー、アッシー、ミツグ君、長方形の箱のような携帯電話、クリスマスイブのホテル争奪戦…

【読書感想文】 高橋源一郎/こんな日本でよかったら 【1996年刊行】

【概要】 言わずと知れた高橋源一郎氏のコラム。外国人による日本人への素朴な疑問が収録されている。 【内容紹介】 "Asahi Evening News" に連載されたコラム44篇を収録。氏が日本語で書いた原稿を編集者が翻訳し掲載したもの。単行本の後半半分はその英文…

【読書感想文】 東野圭吾/怪しい人びと 【1998年刊行】

【概要】 言わずと知れた東野圭吾氏の東野圭吾短編集シリーズ第二弾。【内容紹介】 (文庫本裏表紙引用) 俺は同僚の片岡のデートのために一晩部屋を貸してあげた。その後、そのことを片岡から聞いた2人の同僚、本田と中山にも部屋を貸すことになってしまう…

【読書感想文】 東野圭吾/怪笑小説 【1998年刊行】

【概要】 言わずと知れた東野圭吾氏の短編集で○笑小説シリーズの第一弾。 【内容紹介】 (文庫本裏表紙引用) 年金暮らしの老女が芸能人の“おっかけ”にハマり、乏しい財産を使い果たしていく「おつかけバアさん」、 “タヌキには超能力がある、UFOの正体は文…

【読書感想文】 東野圭吾/犯人のいない殺人の夜 【1994年刊行】

【概要】 (Wikipedia引用) 光文社から刊行された東野圭吾の短編推理小説。 1985年のデビュー期から1988年の間に『小説現代』『小説宝石』等で掲載された東野圭吾初期の7作品が収録された短編集。 1990年7月に単行本として刊行され、1994年に文庫化。 表題…

【読書感想文】 北尾トロ/危ないお仕事! 【2006年刊行】

【概要】 裁判傍聴記で有名な北尾トロ氏の仕事ルポ。 【内容紹介】 (文庫本裏表紙引用) 超能力セミナー講師、タイの日本人カモリ屋、彼らは巧みな話術で人々をとりこにする。 スレスレ主婦モデル、ダッチワイフを創る人形師、彼らは男たちの欲望に火を点け…

【読書感想文】 伊坂幸太郎/オーデュボンの祈り 【2000年刊行】

【概要】 言わずと知れた伊坂幸太郎氏のデビュー作品で第5回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作。 【内容紹介】 (文庫本裏表紙引用) コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。 江戸以来外界から遮断されている“荻島"には、妙な人間…

【読書感想文】 村上春樹/約束された場所で underground 2 【2001年刊行】

【概要】 永遠のノーベル文学賞候補村上春樹氏の、オウム真理教の信者と元信者八人へのインタビュー集。 【内容紹介】 (文庫本裏表紙引用) 癒やされることを求めた彼らが、なぜ「サリン事件」という救いのない無差別殺人に行き着いたのか。 彼らはなぜ現世…

【読書感想文】 村上春樹/遠い太鼓 【1993年刊行】

【概要】 村上春樹氏の紀行文。1986年の秋から1989年の秋までの3年間、主にイタリア・ギリシアなどヨーロッパに滞在した日々が綴られている。 【内容紹介】 (文庫本裏表紙引用) ある朝目が覚めて、ふと耳を澄ませると、何処か遠くから太鼓の音が聞こえてき…

【読書感想文】 村上春樹/騎士団長殺し 第2部 遷ろうメタファー編 【2017年刊行】

【概要】 言わずと知れた村上春樹氏の七年ぶりの長編小説。 【内容紹介】 (新潮社HP引用) その年の五月から翌年の初めにかけて、私は狭い谷間の入り口近くの、山の上に住んでいた。 夏には谷の奥の方でひっきりなしに雨が降ったが、谷の外側はだいたい晴れ…

【読書感想文】 奥田英朗/町長選挙 【2009年刊行】

【概要】 直木三十五賞作家奥田英朗氏の精神科医・伊良部シリーズの第三弾。 【内容紹介】 (文庫本裏表紙引用) 町営の診療所しかない都下の離れ小島に赴任することになった、トンデモ精神科医の伊良部。そこは住民の勢力を二分する町長選挙の真っ最中で、…

【読書感想文】 長江俊和/出版禁止 【2014年刊行】

【概要】 言わずと知れた放送禁止シリーズの長江俊和監督のフェイク・ドキュメンタリー小説第一弾。 【内容紹介】 (文庫本裏表紙引用) 著者・長江俊和が手にしたのは、いわくつきの原稿だった。題名は「カミュの刺客」、執筆者はライターの若橋呉成。 内容…

【読書感想文】 岩井志麻子/現代百物語 嘘実 【2010年刊行】

【概要】 言わずと知れたホラー作家岩井志麻子氏のそこはかとなく不安な話をまとめた現代百物語シリーズの第二弾。 【内容紹介】 (文庫本裏表紙引用) さらりと驚くような都市伝説を語る女。芸能界との繋がりを自慢する主婦。人を殺しかけた体験を語る男。…

【読書感想文】 加藤陽子/それでも、日本人は「戦争」を選んだ 【2016年刊行】

【概要】 歴史学者の加藤陽子氏の講義をまとめたもの。 【内容紹介】 (文庫本裏表紙引用) 膨大な犠牲と反省を重ねながら、明治以来、四つの対外戦争を戦った日本。 指導者、軍人、官僚、そして一般市民はそれぞれに国家の未来を思いなお参戦やむなしの判断…

【読書感想文】 東野圭吾/手紙 【2006年刊行】

【概要】 (Wikipedia引用) 「毎日新聞」日曜版に2001年7月1日から2002年10月27日まで連載され、2003年3月1日に毎日新聞社から単行本が刊行された。第129回直木賞候補作である。映画化に合わせて、2006年10月10日に文春文庫版が刊行された。文庫版は1ヶ月で…

【読書感想文】 奥田英朗/空中ブランコ 【2008年刊行】

【概要】 言わずと知れた奥田英朗氏の第131回直木三十五賞受賞作で伊良部シリーズ第二弾。 【内容紹介】 (文庫本裏表紙引用) 伊良部総合病院地下の神経科には、跳べなくなったサーカスの空中ブランコ乗り、尖端恐怖症のやくざなど、今日も悩める患者たちが…

【映画感想文】【洋画】 アンディ・ムスキエティ/IT/イット “それ”が見えたら、終わり。 【2017年感想】

【概要】 (Wikipedia引用) 『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(イットそれがみえたらおわり、IT)は、アンディ・ムスキエティ監督による2017年のアメリカ合衆国のホラー映画である(英語版)。 2度目の映像化で初の劇場版であり、本作は小説の前半…

【読書感想文】 奥田英朗/イン・ザ・プール 【2006年刊行】

【概要】 (Wikipedia引用) 『精神科医伊良部シリーズ』の第1作。第127回直木賞候補になった。 伊良部総合病院の地下にある神経科を訪れる人々と、彼らを診る医師を描いた作品。 【内容紹介】 (文庫本裏表紙引用) 「いらっしゃーい」。伊良部総合病院地下…

【読書感想文】 さくらももこ/さくら日和 【2007年刊行】

【概要】 言わずと知れたさくらももこ氏のエッセイ第三シリーズ第一弾。 【内容紹介】 (文庫本裏表紙引用) 21世紀を前にして、人生最大の危機に陥ったももこさん。 「ママは本当はさくらももこなんじゃないの?」と息子が疑いを抱き始めたのだ…。「深まる息…

【読書感想文】 野坂昭如/アメリカひじき・火垂るの墓 【1968年刊行】

【概要】 言わずと知れた野坂昭如氏の第58回直木三十五賞受賞作を収録した短編集。 火垂るの墓、アメリカひじき、焼土層、死児を育てる、ラ・クンパルシータ、プアボーイの六編からなり、火垂るの墓とアメリカひじきが受賞した。 【内容紹介】 (文庫本裏表…