読書感想ブログ

感想文をバシバシガシガシ書きます。

【映画感想文】【洋画】 キーネン・アイヴォリー・ウェイアンズ/最'新'絶叫計画 【2001年公開】

 一作目と三作目はパロディの元ネタのほとんどを観ていたので楽しめたが、今作はエクソシストぐらいで、あまり楽しめなかった。

 エロと下品さはより過激になっていた。

【映画感想文】【洋画】 アダム・ウィンガード/ブレア・ウィッチ 【2016年公開】

 あらすじを書く気も感想を述べる気にもならない。怒っています。

 初代ブレア・ウィッチ・プロジェクト、ホラーというジャンル、POVというジャンルを馬鹿にするのも大概にしてください。
 カメラがブレて登場人物が叫ぶ、これを何度も繰り返していますが、これのなにが怖いんですか?
 一つ言うと、画面に電池残量とかさ、時間とかさ、そういう表示がないとさ、POVの感じが出ないじゃん。
 耳に小型カメラをつけてさ、目線がそのまま映像になるだけじゃさ、POVじゃないんですよ。
 リアル感がありません。もっとガシガシブレないと。

 はぁ……。

 それでなんやねん、あのラストは。モンスターみたいなの出せばええってモンやないぞコラ。

 こんな生ゴミ以下の映画もどき撮り腐りやがって、ブレア・ウィッチ・プロジェクトのファン、ホラー映画ファン、POV映画ファンに土下座して謝れカスが。

 あの超絶駄作REC4ですらなんとかいいところを探したが、この映画にいいポイントなんざねえわ。最初から最後までなんの意味もない。ひたすら馬鹿にしてる。視聴者を馬鹿にしてる。ブレア・ウィッチ・プロジェクトを馬鹿にしてる。ホラーを馬鹿にしてる。POVを馬鹿にしてる。
 とりあえずこんなモンでいいんでしょ感が漂って、腐臭を放っている。

 もう無理。思い出すだけで腹が立つ。

 採点不能。

【読書感想文】 漫画 二〇一七年 四月分

出水ぽすか白井カイウ約束のネバーランド 一巻
 ジャンプらしからぬ内容の漫画……といっても思考、戦略はDEATH NOTEという先駆者があるわけで。 しかしよく練られている。売れているだけあるね。

出水ぽすか白井カイウ約束のネバーランド 二巻
 おおお、まさかの展開に驚いた。そして次が気になりすぎる。

出水ぽすか白井カイウ約束のネバーランド 三巻
 なるほど〜、そうきたかぁ。盛り上がってきたね。

岸本斉史/ナルト 四十三巻
 イタチの真実が語られ、サスケはこれからどうするのか……。

岸本斉史/ナルト 四十四巻
 ナルトの修行とラップ・バトル。ナルトとサスケがぶつかる時が楽しみ。

岸本斉史/ナルト 四十五巻
 木の葉ピンチ。ペインが強すぎるんだよな。 ダンゾウが怖いね。

岸本斉史/ナルト 四十六巻
 カカシ先生どうなっちゃうの? そしてナルトとペインのバトルはどうなるのか。

岸本斉史/ナルト 四十七巻
 よくある、お互いがそれぞれ抱いている正義がぶつかるというもの。 ナルトは様々な人の思いを託され、成長していく。

岸本斉史/ナルト 四十八巻
 一難去ってまた一難。少し面倒臭くなってきた。

岸本斉史/ナルト 四十九巻
 なにをされてもサスケを助けようとするナルト。 そんなナルトが様々なものを背負い苦しめられているとサイが言う。

岸本斉史/ナルト 五十巻
 第四時忍界大戦……ここに宣言を布告する!

岸本斉史/ナルト 五十一巻
 うむ、盛り上がってきた。サクラの覚悟、それを負うカカシ。

岸本斉史/ナルト 五十二巻
 正直ナルトとサスケの闘い以外どうでもよくなってきた。 早くぶつかってやり合ってくれ。

岸本斉史/ナルト 五十三巻
 まさかナルト読んで泣かされることになるとは。

岸本斉史/ナルト 五十四巻
 穢土転生って最強だな。さー、忍連合ピンチ。

岸本斉史/ナルト 五十五巻
 過去に死んでいった忍たちがカブトの道具として蘇る。 死者を弄んじゃいけないね。

岸本斉史/ナルト 五十六巻
 かつての師を倒さなければならないとは……辛いな。

岸本斉史/ナルト 五十七巻
 イルカ先生の、ナルトへの愛情の深さがよくわかった。

岸本斉史/ナルト 五十八巻
 我愛羅、よかった……。 そしてナルト強い!

岸本斉史/ナルト 五十九巻
 仮面の男は一体誰なのだろう。五影がナルトに託す。

岸本斉史/ナルト 六十巻
 怪物大戦争に。 皆が皆、ナルトナルトうるさくて、まるで宗教みたい。

岸本斉史/ナルト 六十一巻
 カブトの過去話がメイン。哀しいなぁ。

岸本斉史/ナルト 六十二巻
 サスケとイタチの話が終わり、や〜っと話が進んできた。

岸本斉史/ナルト 六十三巻
 なんだかエヴァンゲリオンみたいになってきた……。

岸本斉史/ナルト 六十四巻
 ラストに向けて、盛り上がってきたなあ。 想いを人に託す。

岸本斉史/ナルト 六十五巻
 ここでまた物語がギャワッと方向転換したな。盛り上がってきたなぁ。

岸本斉史/ナルト 六十六巻
 そろそろいろんなことに決着をつけてきたかなぁっと。 サスケはさすがにこれまでのことがあるから許されないし、死ぬんだろうな。

岸本斉史/ナルト 六十七巻
 ラストバトル長いな〜。しかもより一層バトル描写がわけのわからんものになってる。

岸本斉史/ナルト 六十八巻
 オビトとナルトの対話。そしてラストバトルはまだ終わらない。

山本ヤマト他/終わりのセラフ 九巻
 主人公の性格がよく出てる。さ〜、グレンはどうなるか、そしてミカはどうするか。

山本ヤマト他/終わりのセラフ 十巻
 なるほど、こういう展開になるのか。先が読めないな。

古谷実僕といっしょ 一巻
 勢いがいい。皮肉も効いているし笑えるし。

古谷実僕といっしょ 二巻
このメンバー楽しそうだなぁ。野球女が素直で可愛らしい。

古谷実僕といっしょ 三巻
メンヘラな女の子と知り合って、あや子吉田のおっぱいを見たら死ぬという中年と知り合って……。 楽しい商店街だ。

古谷実僕といっしょ 四巻 <完>
まとまりがよい最終巻だった。通して、ギャグ要素は高いがその後続くテーマがメインとなり、短いながらも中身がつまっていた。

古谷実グリーンヒル 一巻
 絵が格段に上手くなった。そしてギャグよりストーリー重視にもなった。ここから今に至る作風が確立されるんだな。

古谷実グリーンヒル 二巻
 なっ、ナイスボデーな外人と! うっうっ羨ましい!

古谷実グリーンヒル 三巻 <完>
 この終わり方がたまらないんだよね。めんどくさいに打ち勝つことって、おそらく死ぬまでないんだろうな……。

古谷実/ゲレクシス 二巻 <完>
 こ、ここからバシバシ面白くなるところでしょうが……。ラストの一コマはいらなかったな。 なんにせよ、次回作にも期待しています。

ハロルド作石/7人のシェイクスピア NON SANZ DROICT 一巻
 連載再開に喜んだものの、コミックで一気に読みたいからと雑誌で読むのを我慢していた。 これで七人揃った。そしてヴェニスの商人もできあがった。 ここからだ!

木多康昭/喧嘩稼業 八巻
 十兵衛と徳夫の試合、かなり短かった。 工藤の件もそうだが、十兵衛の頭は冴えてるなぁ。 そして、ついにあの人が帰ってきた!

鈴ノ木ユウコウノドリ 三巻
 様々な妊婦がいるなぁ。なんだかんだでためにもなるし、なにより面白い。

ツジトモGIANT KILLING 十六巻
 達海の選手時代の話が終わり、キャンプはまさかのポジション入れ替えで、ミスターT率いる大学生との練習試合。 エースは大変だな……。

ツジトモGIANT KILLING 十七巻
 新たな選手も入り、リーグは札幌との闘い。おそらく勝つだろうが、とうなるかことやら。

ツジトモGIANT KILLING 十八巻
 悪天候の中、神戸との試合。サポーターのほうも面白くて、子供だけのサポーターチームを結成。

ツジトモGIANT KILLING 十九巻
 似たようなチーム、似たようなサッカー感を持つという監督率いる山形との対戦。 ETUは攻めまくっているものの、点が取れない。

ツジトモGIANT KILLING 二十巻
 試合中に佐倉の監督になるまでの過去話が入る。 サックラーは憧れのタッツミーに勝てるのか!?

ツジトモGIANT KILLING 二十一巻
 う〜む、じりじりとした戦いが続くな。どちらが勝つかわからない。

ツジトモGIANT KILLING 二十二巻
 サックラーとの試合終了。さわやかな終わり方。 そして、サッカーに興味のないスポンサーの副社長が観戦しにくる試合は、強豪の川崎。

ツジトモGIANT KILLING 二十三巻
 いい試合だな。サポーターの話も面白いし、副社長の接待も面白い。

ツジトモGIANT KILLING 二十四巻
 ドキドキした試合だった。 そしてサポーターの話。気になる展開。

ツジトモGIANT KILLING 二十五巻
 サポーターの話がややこしくなる中、ETUを研究し尽くしたというミルコビッチ率いる千葉との試合。

ツジトモGIANT KILLING 二十六巻
 試合の盛り上がりが半端ない。 応援も一つになり、ここから!

ツジトモGIANT KILLING 二十七巻
 様々な問題点がどんどん解決されていく。読んでいて気持ちがいい。 達海の苦悩ってのは今後どこかで出されるのかな。

ツジトモGIANT KILLING 二十八巻
 椿ぃー! カタール戦はどうなるか?

ツジトモGIANT KILLING 二十九巻
 片方はよくなったがもう片方は駄目だなぁ。 全体的に村越の話だな。五味と比べての。

福本伸行/アカギ ―闇に降り立った天才 六巻
 アカギ対浦部、痺れる闘いだった。そして次は突然現れた博多弁の仲井とのバトル! 死ぬまで保留する……!

福本伸行/アカギ ―闇に降り立った天才 七巻
 自分を曲げない丁半賭博から、ついに鷲巣麻雀が始まる。

福本伸行/アカギ ―闇に降り立った天才 八巻
 様々な意味で狂気の鷲巣麻雀がスタート。 危険な七索を捨てて、どうなるか。

奥浩哉いぬやしき 三巻
 数分で読み終えた。絶望がもう少し強ければ、もう少し強くカタルシスを覚えたのにな。

花沢健吾アイアムアヒーロー 十巻
 来栖編だってさ。小田さんの女を捨てたような開放感が素敵。

花沢健吾アイアムアヒーロー 十一巻
 どうでもいいんだが、英雄と小田さんの話を読みたい。 キズキと春樹って、ノルウェイの森か。

花沢健吾アイアムアヒーロー 十二巻
 来栖編。英雄と小田さんまだかな。

花沢健吾アイアムアヒーロー 十三巻
 一行は久しぶりのまともな飯を食って、箱根温泉へ向かう。 話の密度が濃くなった気がする。

花沢健吾アイアムアヒーロー 十四巻
 温泉に向かう一行。 大量のZQNに囲まれたドライブのシーンは緊張感あってとてもよい。 そしてなんだこの展開は?

花沢健吾アイアムアヒーロー 十五巻
 かなり面白くなってきた。この三人の関係性が楽しい。 で、どうなるんだ。

【読書感想文】 漫画 二〇一七年 三月分

田中芳樹荒川弘アルスラーン戦記 六巻
 盛り上がりが半端ないな。これから一体どうなるんだろう……!

岸本斉史/ナルト 二十二巻
 ネジ対鬼童丸。ナルトの行動や発言が、様々な人に影響を与えているんだな。

岸本斉史/ナルト 二十三巻
 シカマルとキバ&赤丸が頑張ってる。

岸本斉史/ナルト 二十四巻
 おぉ、まさかまさかの展開。面白くなってきたね。

岸本斉史/ナルト 二十五巻
 ほとんどサスケのイタチの過去話。そしてナルト対サスケが始まる。

岸本斉史/ナルト 二十六巻
 サスケ奪還編終了ということで。ダブル主人公はいいね。お互いの気持ちがよくわかる。 シカマルとリーの二人が一番好き。

岸本斉史/ナルト 二十七巻
 第一部完ということで。 外伝のカカシ先生の過去話は辛い。

岸本斉史/ナルト 二十八巻
 いやあナルトもサクラちゃんも成長したなぁ。 そして我愛羅がまさかの。 ラストに燃えた。

岸本斉史/ナルト 二十九巻
 我愛羅奪還できるのか……? なるほど、これが人柱力というのか。

岸本斉史/ナルト 三十巻
 サクラちゃん、チヨバアVS傀儡使いサソリ。 強敵だな。

岸本斉史/ナルト 三十一巻
 サソリ強いなぁ。しかしナルトとサクラちゃんも以前とは比べものにならないほど強くなっている。

岸本斉史/ナルト 三十二巻
  新たなメンバーと隊を組み、サスケ奪還へ。仲間の一人サイには感情がないという。

岸本斉史/ナルト 三十三巻
 ほぼほぼナルトの暴走。そしてサイはどうしたいんだ? 続きがかなり気になるところで終わった。

岸本斉史/ナルト 三十四巻
 サイの話がメインだったな。つながりというメイン・テーマを深めた一冊。

岸本斉史/ナルト 三十五巻
 多重影分身での修行と暁の抹殺。

岸本斉史/ナルト 三十六巻
 暁の目的が判明。そして一人の命が……。

岸本斉史/ナルト 三十七巻
 バトルな一巻だった。やはりシカマルはキャラが立ってるな。

岸本斉史/ナルト 三十八巻
 まさかの展開だな。これからどうなるか期待。

岸本斉史/ナルト 三十九巻
 ナルトよりもイタチの話がメインになってきたな。戦闘もあるが、正直地味。

岸本斉史/ナルト 四十巻
 エロ仙人活躍の巻。サスケとイタチ。

岸本斉史/ナルト 四十一巻
 エロ仙人こと自来也とペインのバトル。過去に深い関係があった。

岸本斉史/ナルト 四十二巻
 壮大な兄弟喧嘩。イタチの行動の理由が判明し、すっきりした。

出水カイウ・山本ヤマト終わりのセラフ 五巻
 柊家という新たな設定により、物語が深みを増した。とても面白い。

出水カイウ・山本ヤマト終わりのセラフ 六巻
 ストーリーに無駄がなく、一巻ごとに新たな発見があり、先がとても気になる。 名古屋決戦はどうなるのか。

出水カイウ・山本ヤマト終わりのセラフ 七巻
 新キャラが出てきて、お遊びでない本格的な戦争が始まりました。

出水カイウ・山本ヤマト終わりのセラフ 八巻
 うん、敵がとんでもなく強いね。どういう決着がつくのか楽しみ。

瀬口忍/囚人リク 二巻
 少年漫画的展開でニヤニヤしてしまう。そしてどうも危険な展開。どうなるのか?

瀬口忍/囚人リク 三巻
 イチロクとニーナナの争い……ではなく、イチロクによる一方的なリンチ。ボスの椿とリクがやり合うが……。 面白すぎ。

渡辺航弱虫ペダル 一巻
 スピード感があって面白い。 今泉君との勝負はどうなる!?

ツジトモGIANT KILLING 十三巻
 ETUと東京Vの試合熱かった。サポーターのゴタゴタがようやく出てきた感じで、試合とは別の面白さがある。 そして、オールスター。

ツジトモGIANT KILLING 十四巻
 石浜移籍問題が終わって、達海の選手時代の話が続く。もともとどのような選手だったのか気になっていたので楽しみ。

ツジトモGIANT KILLING 十五巻
 達海が追い込まれてるなぁ……。やばいんじゃないか。

花沢健吾アイアムアヒーロー 八巻
 ひたすら撃つ、女子高生を運ぶ。終わり。

花沢健吾アイアムアヒーロー 九巻
 ZQN被害は日本だけではなかった、病院は閉鎖、お土産屋で食料確保。以上、それだけ。

リチャード・ウー・コウノコウジクロコーチ 五巻
 物語がどんどん加速していくな。越後検事の奥様はさすが。桐谷秀人は誰なんだ、いったい。

福本伸行/アカギ ―闇に降り立った天才 四巻
 ニセアカギ登場。どちらかがトップになるまで掛け金が倍々になる麻雀。自分なら絶対にやらない。

福本伸行/アカギ ―闇に降り立った天才 五巻
 アカギVS浦部。アカギはやはり神がかっている。北の件は鳥肌が走った。

福本伸行他/中間管理録トネガワ 四巻
 影武者には笑った。福本先生によるトネガワ、なんか絵に違和感が。

坂本眞一イノサン 八巻
 シャルルの話ではなく、マリーの話になってきたな、と。ルイはアントワネットを抱かず。 シャルルはもう父親になって成長しきったから、マリーをメインにしようということかな。

【読書感想文】 村上春樹/TVピープル 【1993年刊行】

 外れなしの短編集だった。

 表題作のTVピープルは、突然部屋にTVピープルがやってきて部屋に映らないテレビを置いていくというもの。
 不思議さ爆発。
 
 飛行機 ――あるいは彼はいかにして詩を読むようにひとりごとを言ったかは、よく泣く人妻との情事を描いたもの。

 我らの時代のフォークロア ――高度資本主義正史は、数十年ぶりに会った同級生が当時付き合っていた女の子との話をする。完璧な男と完璧な女の切ない話。
 人によってはかなり共感できるのではないだろうか。実際僕はかなり共感できた。

 加納クレタは、これまで散々レイプされてきたクレタと、人の中にある水音を聴く姉のマルタの話。

 ゾンビは、マイケル・ジャクソンのスリラーのPVのお話。結末は笑えた。

 眠りは、この短編集で一番長い話。一切眠れなくなった女が深夜にこれまでの人生や結婚生活のことを考えたり、プールに行ったりアンナ・カレーニナを何度も読んだりする話。
 ひたすら女がさまざまなことを考えるだけの話なのに、読むのが止まらなくなっていまった。


 基本的にシュール。なにかあったとしても基本的に答えは提示されない。作中にヒントのようなかけらがいくつかあるが、それはどうでもいい。
 答えがなければ駄目だという人には合わないだろう。
 しかしそもそもそういう人は村上春樹作品を読まないだろうな。

【映画感想文】【洋画】 ウェス・クレイヴン/スクリーム2

【あらすじ】
 前作の連続殺人事件から2年後、大学生となったシドニーは恋人のデレクと共に大学生活を満喫していた。事件は生存者の一人であるゲイルの手によってまとめられ、ベストセラーを経て「スタブ」(Stab、突き刺すの意味)というタイトルで映画化される。その試写会の日、シドニーと同じ大学のモーリーンとフィルが何者かに惨殺されてしまう。
 事件の続きか模倣犯か、人々の脳裏に蘇るウッズボロー連続殺人事件。だが警察の努力も空しく容疑者は浮かんでこない。そのまま数日が過ぎたところで再び事件が起きる。大学の合同パーティーの最中にオメガベータ館で一人留守番で残っていたシーシー(ケーシー)が惨殺されたのだ。事件を知ったシドニーの元に電話がかかる。「やあシドニー。俺を覚えてるか?」

【感想】
 前作は、スプラッター映画のお決まりのパターンで殺されたり、その裏をかいて殺されたりした。電話口で好きなホラー映画はなに? と訊くシーンは有名で。

 続編にもそのパターンはあって、なおかつ今回は、スプラッター映画のお決まりから犯人を割り出そうとしていた。そこが面白かった。

 そしてなにより、主人公のシドニー役のネーブ・キャンベルを食ってしまうほどの完璧の美女であるゲイル役のコートニー・コックスの美しさがすごい。

 驚きのパターンもあって楽しめたが、続編映画のお決まりで、1は超えられなかったかな。というわけで、明日は3、その後は4を観る。


【よい点】
コートニー・コックスの美しさ。
・笑いながら展開を楽しめる。
・デューイのお間抜け。

【悪い点】
コートニー・コックスばかりが気になってしまう。
・怖くない。
・普通のホラーだなという感じが。

【読書感想文】 中島らも/中島らもの特選明るい悩み相談室 その1・ニッポンの家庭篇

 とてもおもしろく、一気に読んだ。

 読者の質問はいわばネタ披露の場所であり、日常の中でみつけたシュールな出来事を回答者である中島らも氏に問いかける。本当か嘘かは関係ない。
 対して中島らも氏は、そういう質問に真面目に回答したり嘘を織り交ぜて回答したりする。

 質問もそうだが、なにより回答者の中島らも氏の笑いのセンスが素晴らしい。

 膨大な知識から引用したり、自身の体験から引用したり、完全に嘘八百だったり。

 その二も早く読みたい。そして、これからももっともっと新作を読みたかった。