読書感想ブログ

感想文をバシバシガシガシ書きます。

【映画感想文】【洋画】 ロバート・ゼメキス/フォレスト・ガンプ/一期一会 【1995年公開】

 面白さがさっぱりわからなかったので、途中で観るのをやめました。


【ただただ退屈だった度】      ★★★★★
【眠い度】             ★★★★★
トム・ハンクスはいい俳優だな度】 ★★★★★

【総合】              ☠☠☠

【読書感想文】 西村賢太/東京者がたり

 日記シリーズでもう疲れていたので、エッセイなら大丈夫だろうということで読んだ。

 結果、とても面白かった。
 僕はど田舎出身者なので、東京人が東京の場所場所を語るとこういう感じなのか、と思った。
 下北沢がとてもお嫌いなようで。僕もなんとなく好きではない。

 蒲田と大森があったのもよかった。

 しかし、最後の玉袋筋太郎氏との対談で、玉袋氏が、「蒲田は怖いところだから行かない」と言っていたのに笑ってしまった。全然普通のところなのになぁ。

 エッセイなので深い感想はなし。

【映画感想文】【洋画】 リチャード・マーカンド/スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還 【1983年公開】

 素晴らしい三部作完結作だった。

 ルークがジェダイの騎士になる成長譚、ハン・ソロレイア姫の恋模様、R2-D2C-3POの漫才のようなやりとり、そしてなにより、ダース・ベイダー卿とルークの関係性。

 エピソード5より、ドンパチのシーンが増えている。映像がもうどんどん進化していって、より一層物語に深みを増し、物語へ没入できる作りになっている。

 序盤のジャバ王に囚われたレイア姫の、露出度の高すぎるビキニ・アーマー姿にとても色気を感じた。

 ルークは物語の主人公であり、ジェダイの騎士になったわけだが、一人でなんでも解決するアメリカ的なヒーローではない。だから様々な人や人種に助けられ、最後の試練へ向かってゆく。

 熊みたいなイウォーク族と帝国軍の戦闘シーンが見もの。イウォーク族はとても原始的な戦いで、帝国軍を蹴散らしてゆく。その時に出てきた二足歩行ロボットのレーザーの効果音が素晴らしい。

「ピヨン、ピヨーン、ペペオーン、ペペオーン、ドンピュー」
 文字にすると阿呆みたいだが、映像と音で観ると、爽快感があってとてもよい。
 宙に浮くバイクも乗ってみたい。

 映像が素晴らしい。何度も言うようだが、本当に素晴らしい。特に最後の、様々な人々が集い喜ぶシーンなんて、どうやって撮影したのか?

 喜劇であり悲劇であるこの物語は、単なるSF映画という括りには収まらない、とてもとても深い物語だと思った。

 次はエピソード1を観ます。


【文句のないトリロジーさに驚いた度】    ★★★★★
【どんどんレイア姫が可愛くなっていく度】  ★★★★★
【正史以外の作品もどんどん観ていきたい度】 ★★★★★

【総合】             文句なし ★★★★★

【映画感想文】【洋画】 アーヴィン・カーシュナー/スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲 【1980年公開】

 すごい!

 バイ

 めちゃくちゃ面白い!

 完全に前作を超えてきた。もう映像が美しい。今からもう三十七年前で、僕が生まれる六年前の作品。それなのに映像がまったく古臭くない。というのもまあ、九十年代後半に、特別篇として手入れを施されたから、綺麗だという話で。
 確かに、すべての映像がすべて素晴らしいというわけではない。あ、作り物感があるなというシーンは、数カ所あった。それでも数カ所だ。こんなにも昔の作品なのに、数カ所以外作り物感がしないというのは、もはやわけがわからない。

 ストーリーの流れからして、宇宙を舞台にビュンビュン・パンパンという派手さはないし、ドガーン・ボゴーンな見せ場は冒頭ぐらいだろう。
 ルーク・スカイウォーカージェダイ・マスターであるヨーダの教えの元、フォースを手にするという、成長物語。そこにハン・ソロレイア姫のあれこれがあったり、C3-POとR2-D2のやりとりがあったり。
 そう考えると、前作ほどの派手さはないのにもかかわらず、ストーリーが重厚で濃厚で、目を離せない作りになっている。
 これからどうなるのか、の連続。時間も二時間弱なので、とても観やすい。

 僕もライト・セーバーを手にし、フォースを感じたくなる。本当にもう、少年心を刺激する作品。冒頭に出てくる四足が格好いい!

 エンターテイメント作品としてはもうなにも言うことがない、パーフェクトな作りだと思う。無駄がまったくない。前作からいい進化を遂げている。

 壮大なスター・ウォーズ・サーガのほんのワン・ポイントをついばんでいるので、早く6を観たい。そしてその次は1・2・3、フォースの覚醒、クローン・ウォーズ、なんたらかんたらともう色々ありすぎ!

 わざわざ僕が言うまでもなく、絶対観た方がいいシリーズ。大興奮。


ハン・ソロって前作で死んじゃうかと思ってた度】 ★★★★★
【うわー、すげー! 度】             ★★★★★
【でもレイア姫はあまり可愛くないね度】      ★★★★★

【総合】              文句なし   ★★★★★

【映画感想文】【洋画】 ジョージ・ミラー/マッド・マックス 【1979年公開】

 雰囲気はすごくよかった。出て来る車も格好いいし、若きメル・ギブソンが向こう見ずな若者マックスを演じているのもいい。

 が、ストーリーの流れが退屈すぎる。正直、途中で観るのをやめようかと思ったぐらい。
 昔の映画によくある、おどろおどろしいBGMもなんだか萎える。

 どうも話を聞くに、2で化けるらしいので、近々2を観ようと思う。

 というか、今のメル・ギブソンしか知らなかったので、若い時はこんなにイケメンだったのか、と、そこに一番びっくりした。


【期待しすぎた感じが否めない度】                    ★★★★★
【もっとドンパチやって破壊シーンとか欲しかった度】           ★★★★★
【冒頭でいきなりセックス・シーンが出てくるのに時代を感じさせられる度】 ★★★★★

【総合】                                ★★☆☆☆

【漫画感想文】 一月分

福本伸行・その他/中間管理録トネガワ 二巻
 面白いなぁ。利根川先生の苦悩に爆笑してしまった。いいスピン・オフだ。

金城宗幸・荒木光/僕たちがやりました 四巻
 メインはトビオ、市橋、蓮子。やるせないな、本当に。

ハロルド作石/7人のシェイクスピア 一巻
 ハロルド作石先生、相変わらずこういう話好きね。シェイクスピアではなくチャイナ・タウンの黒い女神リーのお話。

ハロルド作石/7人のシェイクスピア ニ巻
リーとランスとワース、そしてミルの四人の生活。リーは言葉を覚え、詩を書く。そしてそれに感動するランス。どうなるのか? 引き込まれる。週刊連載なのに絵は綺麗。

ハロルド作石/7人のシェイクスピア 三巻
 いけすかない脚本家とランスの勝負。そしてその後は……。

ハロルド作石/7人のシェイクスピア 四巻
 話は変わって、シェイクスピアの子供時代の話。 時代が時代だけに、なかなかに残酷なお話。

ハロルド作石/7人のシェイクスピア 五巻
 シェイクスピアは散々な人生を送っている。 しかしそれでも、信仰の力によって立ち向かっている。 無神論の僕にはなんとも羨ましい話だ。

ハロルド作石/7人のシェイクスピア 六巻
 二人が旅立ち、ミルに出会い、今に至る。そして最後でついに……。 というところで第一部完。続きはヤンマガで。

田中芳樹藤崎竜銀河英雄伝説 一巻
 面白いし絵は美麗だし。 しかし話の展開がやたらと早い。

福本伸行/天 新装版 一巻
 序盤は初期福本氏の人情麻雀麻雀。途中からガチ麻雀漫画に。とても面白い。早く赤木出てこないかな。

花沢健吾アイアムアヒーロー 一巻
 サブカル漫画家だとか思って毛嫌いしていてすみませんでした。面白いです。ラストなんてめちゃくちゃホラーしていて最高でした。

山本英夫殺し屋1 新装版 一巻
 十数年ぶりに読んだ。こういう漫画がよく青年誌に連載できたな、と。
 絵はまだのぞき屋の頃で、中盤から一気に進化していく。

田中芳樹荒川弘アルスラーン戦記 五巻
 物語がいい感じに進んでいる。ナルサスは大丈夫なのかな。

大場つぐみ小畑健プラチナエンド 二巻
 序盤はちょっと、と思ったが、なかなかいい感じ。ヒロインの設定がバクマン。と一緒だなぁ。こういう女大嫌いなんだよね。

岸本斉史NARUTO 十五巻
我愛羅の回想シーンがなかなかに切なかった。ナルトはサスケとサクラを助けられるか。

岸本斉史NARUTO 十六巻
 まさかの人物の登場におどろいた。 そしてナルトの著しい成長。 話も面白くなってきた。

岸本斉史NARUTO 十七巻
 ナルトの修行。自来也がいいキャラで、まるでナルトのお父さんみたい。自来也は伝説のカモ、ツナデを探す。そこに大蛇丸が……。

岸本斉史NARUTO 十八巻
 丸々ツナデ。回想から悩み続け、果たしてどういう決断を下すのか。

岸本斉史NARUTO 十九巻
 いやぁ~、すごいいい話だった。しかし、大蛇丸はまだ引っ張るのか。
 ツナデ様がどえらい別嬪で、ナルトが羨ましい。

岸本斉史NARUTO 二十巻
 ナルトとサスケの関係性が沁みる。そして、リー頑張れ!

島袋光年/トリコ 三十六巻
 物語も終わりに近づいてきた。手分けしてアカシアのフルコースを手に入れる。

松井優征暗殺教室 一巻
 少年漫画としてレベルが低い。コロコロコミック向けのネタと絵。続きはおそらく買わない。

仲間りょう/磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜 三巻
 安定の面白さ。しかし基本一話読み切り物は読んでいて疲れてくるな。

高橋ヒロシ/クローズ 新装版 一巻
 男らしい不良漫画。CLOSEではなくCROWSという意味だったのね。絵もすっきりしていて読みやすい。

高橋ヒロシ/クローズ 新装版 二巻
 山崎を追い詰めるシーンが素晴らしい。そして春道とリンダマンの喧嘩。熱い。

【映画感想文】【洋画】 マーク・フォースター/ワールド・ウォーZ

 かなり金をかけたゾンビ映画。といっても、ゾンビ映画によくある、感染拡大した絶望の世界を生き延びるというプロットではなく、ブラッド・ピット演じる元国連職員ジェリーが、ゾンビ化ウイルスに対抗するワクチンを見つけるというもの。
 この映画のゾンビは、全速力で走る。まるでリメイク版ゾンビや、28日後……のようなスタイル。体を撃っても死なず、頭を撃つか破壊しなければならないのは、他と同じ。

 調べるに、ブラッド・ピットの映画で一番の興行収入を得たようだ。確かに金はやたらとかかっているし、冒頭十分なんてスリリングでハラハラ・ドキドキさせられるし、家族愛をメインとしているので感動させられる。
 軍に協力しなければ家族はここに置いておけない、という現実感も感じさせられる。

 まあ、ご都合主義であったり、登場人物の一部が馬鹿だったり、そういうよくないポイントはあるものの、映画としての完成度は普通によい。

 ゾンビ映画って所詮B級でしょ? と思っている方に観て欲しい。

 逆に、ゾンビ映画やパニック物大好き! と言う方には、物足りないかもしれない。
 自分がそうでした。


ブラッド・ピットっていつ見てもイケメンだなあ度】 ★★★★★
【坊主の女兵士が意外と美人度】           ★★★★★
【なんだか物足りない感じがするなぁ度】       ★★★★★

【総合】                      ★★★★☆